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Posted by ブクログ 2018年10月29日
『匣の中の失落』のような酩酊感、まさかの某有名作のアレが飛び出したり、後半パートでは脳がぐちゃぐちゃになりながらも、美しいロジックを見せられたような錯覚が… 答えがあるのだとしたら、辿りついている自信はないのだが 。なんだ奇書か。AV業界出てくるし万人に薦めにくいぞこれ笑
作中作の強烈な批評には頭...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月01日
平成の奇書。第一部までは先の展開を予想できるくらいには解りやすいのだがそれ以降は最後の1ページまでまさしく眩暈のするような展開と構造。『ドグラ・マグラ』のような夢現の混乱、『虚無への供物』のような現実とフィクションのメタ的接続、『匣の中の失楽』のような構造的幻惑、『夏と冬の奏鳴曲』のような唐突な収束...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月15日
いったいこれはどんな物語なんだろう。
読み終わった今でもよくわからない。
不思議な世界を旅してきたような、ある種異様な思いだけが残る。
ひとつの解決を見たと思えば次の章で否定される。
それでは新しい解決が正解かと思えば、すぐにまた否定される。
物語の構成は複雑で、最期まで読者は気を抜くことが出来ない...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月25日
タイトルが大変気に入ったので読むことに。
しかし!ただの長編ミステリーかと思いきや
全然違う!
少なくとも、ストレートには読めなくて
急に作中に組み込まれる
失踪したハズの女性の文芸作品。
三人の視点で切り替わる話の展開。
もーわけわからーん!!!
まんまと罠にハマってしまったみたいです。
真実...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年08月22日
すごく手が込んでいて何度か大きな転換はあるんだけれど、その切れがびみょー。
折原一の緻密さもなく歌野晶午のあざとさもなく、なんだかだらだらっと立ち位置が変わる様は、残念ながらひどく手際の悪い舞台の転換を見ているみたいだった。
主人公のヒロインへの思い入れも、中途半端な登場人物も、タネを明かされた...続きを読む
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