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Posted by ブクログ 2014年12月06日
本作では“間接的”にではなく、“直接的”に後白河院の様子が描かれる。小説の視点人物に据えられているのである。彼の眼線で、当時の貴族達の駆け引きや、武士達の戦いが活き活きと描かれている。そんな中で後白河院が目指したもの…或いは「天皇と日本人」、「日本人と天皇」というような深いテーマをも考えさせてくれる...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月31日
後白河法皇になる以前の、丁度鳥羽法皇が崩御されて、後白河天皇~後白河上皇時代の保元の乱、平治の乱前後の物語。
昨今平清盛の評価が昔の悪役のイメージから変わっていく中で、清盛と関係の深かった後白河天皇に興味があったので、この本を読み始めましたが、結構面白いので一気に読めました。
後白河天皇は歴代天皇...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月21日
後白河法王の話。朝家(天皇家)の方々は御霊感がお強く、御兄弟同士がおテレパシーを用いられ、会話ができてしまわれるらしいッス。これを読んでから作家は膨大な資料から史実に基づきつつ想像(妄想)を膨らましているので歴史小説はあくまでもなんとなく史実っぽいフィクションエンターテイメントと思うことにしている。...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月05日
アホだと伝えられている後白河法皇のお話。平清盛や源頼朝のお父さん等々絡んできますが。
この中では、後白河法皇を「良い人」と言うイメージで物語を進めていますが、息子との確執や参謀から見捨てられる等、良い人ではどうやっても書ききれない部分が多く、無理を感じた。
逆に「とんだアホだ~」と書き進めた方がすっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月26日
2008/12/29 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2019/3/21〜3/26
2年半ぶりの安部作品。保元・平治の乱、という名前は武士の台頭と絡ませて教わるが、どのようないきさつであったか、についてはほとんど知らなかった。本作品は、後白河天皇を主人公にその顛末が描かれている。あまり他の作品...続きを読む
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