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Posted by ブクログ 2012年04月30日
理系出身で就職後、司法試験に合格して検事になったという変わり種の著者が、検察の正義がうまくきのうしていたものが、機能しにくくになっている現状を鋭く指摘している書。
内容は、検事になった理由から始まり、日常の仕事や人々の関わり、検事が多くの権利を有していることを説明している、また、問題となっている、...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月07日
とても説得的な文章だと思います。タイトルは表層的な皮肉かと思いきや、問題の本質を表してます。こういう人が地検の次席までやれた時代があったんだなぁ。。。現役の検察官からみれば色々言いたいことはあるとは思うけど、これくらいの問題意識は共有して欲しい。今まで縁のあった心ある検察官の感想を聞いてみたいと思う...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月03日
本書は、元検察官である著者が政治資金問題、裁判員制度、改正された検察審査会法などにより大きく揺れ動く検察の正義を問い直した本である。
本書を読むと近年の国策捜査の弊害が良くわかる。特に衝撃的だったのは、「吉田内閣時の指揮権発動が、捜査に行き詰まった検察側から提案された」という事である。既に2006...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月28日
[ 内容 ]
理学部出身、鉱山会社を辞めて独学で司法試験に合格した「変わり種」が、さしたる動機も思い入れもなく、無理やり引きずり込まれた検察の世界。
そこで目にしたのは、刑事司法の「正義」を独占してきた検察が社会・経済の構造変革から大きく立ち後れている姿だった。
談合事件やゼネコン汚職などで「組織の...続きを読む
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