女学生探偵と偏屈作家 ─古書屋敷殺人事件前夜─

女学生探偵と偏屈作家 ─古書屋敷殺人事件前夜─

836円 (税込)

4pt

「先生、事件です!」――女学生探偵・花本(はなもと)ひばりとドS推理作家・久堂蓮真(くどうれんま)のボカロ曲「女学生探偵シリーズ」より、初のノベライズ痛快事件録。【明尾高屋上投身事件】文化祭の準備に沸く高校の屋上で血を流して倒れている女子生徒が発見される。そこには血で書かれた『X』の文字が! 事件か事故か、ひばりは真相解明に乗り出す。/【探偵暇潰遊戯】ひょんなことから久堂と勝負をすることになったひばり。久堂宅にあるぼう大な蔵書の中から、久堂が出す三つの手掛かりをもとに一冊の本を選び出すというものだが…。/【両国幽霊屋敷殺人事件】ひばりと久堂は古書店を営む枯島の使いで両国へ。折しもその日は隅田川花火大会。ひばりはちょっぴりデート気分だったが、訪ねた先で射殺死体が見つかり…。

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女学生探偵と偏屈作家 ─古書屋敷殺人事件前夜─ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年04月24日

    ものすごく硬派で、渋めの推理小説だと思います。ミステリーというジャンルの中では、ダントツでオススメです。
    女学生探偵花本ひばりと、推理作家久堂蓮真が、悪口をぎゃーすかぎゃーすか言い合ってるコメディちっくな場面が多いですが、トリックはガチガチに練られた本格物です。特に「両国幽霊屋敷殺人事件」では、解き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月16日

    久堂先生の態度が、あそこまで書かれているとは思ってなかった。あまり書かないっていうのも、読み手側に想像させる楽しみがあるからいいんじゃないかな。

    でもひばりちゃんも久堂先生も思った通りの性格していて、女学生探偵シリーズの曲を知っているからこそ面白いし、わくわくした。

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    Posted by ブクログ 2014年05月01日

    まず、久堂先生が思っていたよりもずっとかっこいいことに驚いてしまいました。偏屈作家で変態くさいのは動画や楽曲の雰囲気と同じなのですが。
    ひばりちゃんの忙しなさと「!」が大量についた長台詞がかわいらしかったです。
    読んだことのあるクリスティーの作品が登場したことも嬉しかったです。
    クリスティー好きには...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月03日

    ずっと楽しみにしてた本でした。世界観が曲の時からずっと好きでたまらず、そのままの世界だったので嬉しかったです。言葉遊びがとても軽快で、気づいたら読み終わってました。

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    Posted by ブクログ 2013年12月02日

    面白かったです。ひばりちゃんは可愛くて先生は時々かっこよくて、どきどきしながら読みました。個人的には様々な作家や研究者の名前が出てきてニヤニヤものでした。

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    Posted by ブクログ 2014年09月10日

    短編と中編で読みやすく
    物語の導入としては入りやすくて
    良いと思います。
    台詞の掛け合いとかリズムよく
    スイスイ読めますが
    最後はなんか切なくて
    私は結構泣けました。。

    続編も楽しみです♪

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    Posted by ブクログ 2014年07月05日

    異色の作家の誕生。
    女子高生が探偵で、その裏に強力な推理小説作家探偵が糸を弾くと謂う構図がかなり面白い。
    作家は江戸川乱歩のシン派とみた。いまどきの学園が舞台なので油断したが、三作目で戦後十五年と有る。犯人が復員兵とくれば時代は明らか!丁度、少年探偵団の連載時期に当たる。
    文章がこなれていて読みやす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月23日

    ボカロ曲「女学生探偵シリーズ」の小説第一作。楽曲を手がけた「てにをは」さん自身による小説化なんですが…予想以上に良かったです!
    今までボカロ曲のコミック化、小説化って原曲以上のものって出来ないと思ってたのですが、この小説は原曲の世界観を充分に活かしてると思います。そして、ボカロ曲では表現しきれなかっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月03日

    すらすらと読めました。思わずニヤけてしまう場面あり、真面目な推理場面あり。最後まで飽きずに読めるかと。

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    Posted by ブクログ 2013年11月30日

    面白かった!
    最初の中編はほっこりとしていて、次の短編は賑やかで、どちらもひばりと先生の掛け合いに笑いがこぼれます。
    最後の中編は、推理パートが三作の中で一番好きな作品。犯人の逃げなかった理由と、先生の仮説にぞくりとしました。
    来春には古書屋敷殺人事件も刊行だそうで、今からとても楽しみです。

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