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『ロングエンゲージメント なぜあの人は同じ会社のものばかり買い続けるのか』
佐藤尚之(さとなお)氏推薦!
Twitter、ブログ、Facebook、YouTube、Google…ソーシャルメディア時代を生き抜く為に知っておくべきこととは。
現役広告マンが書いたソーシャルメディア時代のマーケティング論。
企業と生活者の新しい関係を作り上げることこそ、次の広告の役目だ!
◆担当編集者のコメント
最近、CMが変わってきたなと思うことがある。
それは、温かな雰囲気、そして、ふっとした笑いをCMから感じることが多くなったからだ。とはいっても、ほとんどライブでテレビを見ることがないから、たまたまその時、温かなCMが続いただけかもしれない。
それでも、なんとなくほっこりしたのは事実だ。
著者の京井さんは、これからの広告のあり方を、人々の日常に沿ったものになっていくだろうという。
ロングエンゲージメント――。
もしそんな関係が実現したら、私たちと情報の関係も変わっていくはず、とても楽しみだ。
Twitter、Facebook、YouTube、ブログ、Google……
様々なツールと共に生きるために、ぜひ読んでいただきたい本です。
◆著者のコメント
今、ソーシャルメディアの浸透によって、広告を取り巻く環境が目まぐるしく変化しています。このような中で、これまで派手で刺激的な演出によって注目を集めてきた広告コミュニケーションも変わらざるを得なくなってきました。
これからの広告は、ソーシャルメディアの浸透によってもたらされた生活者マインドの変化にどう対応していくべきでしょうか。広告はもっと日常的なものとなり、生活者一人ひとりと人間的なつながりを構築していく必要が出てきたのではないでしょうか。
本書では、こういった仮説に基づく企業と生活者との新しい関係性を、「ロングエンゲージメント」と定義し、その可能性を探っています。
広告やマーケティングに携わる方々が、変化した生活者とのコミュニケーション活動を展開していく上で、本書の内容が少しでもそのヒントとなれば幸いです。
○推薦者のコメント
この本は彼の日々の実験と考察の成果であり、共感の時代を迎えつつあるのになかなか変化できない広告業界へのエールでもある。
―― 佐藤尚之氏
◆著者 京井良彦
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
本書の装丁に書かれている文言を抜粋。
"もう「シゲキ的!」では人は買わない!"
"なぜあの人は同じ会社のものばかり買い続けるのか"
これは、マーケターとして感じる真の部分でもあり偽の部分でもある。
たしかに同じ場所で買い続けるが、一方衝動買いということも往々にして起こっている。
現在のようなインフォメーション・カオス・ジャングルの中でもマーケターはミチシルベをさし続けなければならない。
そのヒントを見つけるため、本書を手に取った。
やはり顧客とのロングエンゲージメントを考慮しなければならないのは実際に現場でも上がっている問題だ。
本書は広告部分、すなわちアテンションにフォーカスしている内容ではあるが、LTVのようなKPIも存在する現代では、集客後のロングエンゲージメントが大きな問題であるように思う。
これから、もっとその傾向は顕著になってくるだろう。
次世代○○という括りの1つとしてこれも考慮すべき問題だろう。
ぜひとも一読したい内容。☆4つ
■目次
プロローグ
カンヌ国際広告祭で受け取ったメッセージ
第1章 広告のアテンション獲得競争はもはや限界を迎えている
第2章 ソーシャルメディアは生活者の何を変えるのか
第3章 「共感」コミュニケーションの時代へ
第4章 ロングエンゲージメント・コミュニケーションが新しい関係を作り出す 第5章 広告はハピネスを与えるもの
『ロングエンゲージメント』刊行に寄せて
「声が大きな人」の時代が終わる
Posted by ブクログ
初めてマーケティング関連、かつTwitter/Facebook関係の本を読みました。広告を生業としている人が書いているので、理解しやすかったです。
SNSを企業が使うのはいいのですが、企業内における論理と顧客など、不特定多数が見ている場所での論理が異なる場合にはどこかでボロがでて破綻し、信頼を失う気がします。「お天道様はお見通し」のような言葉でも現れている通りだからです。複数の論理が企業内に存在する場合、統一することが必要だと思います。本では、企業は企業理念に基づいて行動せよと書いてあります。私もそのとおりだと思います。ですが、日本企業で理念を重視した経営を行なっている企業がどれだけあるのか??本で例示されているサウスウエスト航空、アップル、ベストバイとかのほうが経営理念重視な気はします。(実際どうかはわかりませんが・・・)外国人は物事を俯瞰する能力が日本人より高いと思うので、仕組みやコンセプトを打ち出したりすることに関しては素晴らしいと思います。
いいね!とかRTとか、「共感」をみんなは求めていると書いてありました。広告とは関係ないのですが、やっぱり人間はみんなさびしがりなんだなぁ、と改めて思いました。また、この本を読んでみて、人間心理とか、行動心理学も必要なのだなと感じました。
Posted by ブクログ
選択可能情報量は、2001年に比べて500倍になっている
アテンションエコノミー アテンションにこそ経済価値がある「アテンション!」
広告はアートになる by アル・ライズ
人間の歴史を振り返ると、人類を支えてきたあらゆるコミュニケーション手段は、その機能的な目的を失うとアート、つまり芸術になる ex. 絵画が写真の発明でアートになる
ブログ、Twitter、Facebookは、ソーシャル化することが目的のソーシャル化→社会的動物としての人間の本性に直接根ざすソーシャル化
ソーシャルメディアの浸透は、人間が本来のソーシャルアニマルとして行動しやすい環境を整えた
生活者が発信する情報にこそ一次情報が含まれる
情報が価値を持つ時代が終わり、「コンセプト」が価値を持つ時代が来ている。今日の生活者が直面している、現代社会における悩みや問題点、そしてチャンスなどを取り上げて、僕たち生活者はこれまでと違った新しい時代を生きていること、また、これからの時代は、ハイタッチ(感性)やハイコンセプト(創意)が優先される、これからの未来をリードするのは、デザイナー、発明家、教師、作家などのこれまでとは違ったタイプの人間であり、クリエイティブで共感的な右脳型人間の能力こそ示談をリードする(ダニエル・ピンク「ハイコンセプト」)
成熟市場では、論理的・合理的思考だけでは選択できないことが増えてくる。それゆえ、新しい時代には、この左脳主導の考え方を「6つの感性」、つまり6つの右脳的資質を身につけることによって補っていく必要がある
6つの感性
機能だけでなくデザイン
議論よりは物語
個別よりも全体の調和
論理ではなく共感
まじめだけでなく遊び心
モノよりも生きがい
ソーシャルメディアは「共感」によって形成されていく
ex. いいね RT
情報は届けられるものから、価値観に合わせて選ぶものへ
①コンセプト(全体像)
単体の事実情報であれば、グーグルの検索で誰でも瞬時にアクセス可能になっている。集めた一つ一つの情報を共通の背景や文脈といったものでつなぎ合わせて、新しい全体像、つまり「コンセプト」を描かなければ次は見えてこない
コンセプトによって、単体の情報やコンテンツが集合体としてつながり、新たな価値が生まれる
②ストーリー
「語りによるイメージ作り(認知科学者マーク・ターナー)」、人間の主要な思考手段。人間の脳は、ストーリーを聞いたり語ったりすることで、情報やデータより深く理解するようにできている
商品やサービスの機能や価格や品質の差は、生活者にとって微差になってきている。その微差であるスペックを、情報やデータを並べ立てて説明しようとしても、なかなか共感を獲得するのは難しい。生活者は、微差のスペックの情報やデータを意識するのではなく、その商品やサービスにまつわるストーリーを知ることで共感を抱く ex. モレスキン
③デザイン
マズローの欲求段階説
生理的欲求<安全の欲求<親和の欲求<自我の欲求<自己実現の欲求
「自分がコミュニティの一員であるため、その繁栄に貢献したい」「個人の成長」→自己実現の欲求
金銭を求めずに無償で奉仕を続けると、その人は金銭の代わりに評判や信用といった価値を受け取ることになる=ウッフィー
もはや生活者は、消費者と呼ばれるマーケティング上のターゲットではなく、企業哲学に対する価値観を共有し、一緒にブランドを作り、企業の成長を担っていくパートナーとして付き合っていくべき
企業と生活者が、共感という価値観によってつながるきっかけは、価格や品質、機能といった物理的な要素ではなく、コンセプト、ストーリー、デザインという感情的なもの
ロングエンゲージメントの要素
①企業哲学の共有
②生活者の参加
③生活者との対話
ザッポス コールセンター→ブランディングの場
人々のハピネスは、物質的な豊かさを求めるものから社会をより良くしていこうというマインドにシフトしつつある ex. PEPSI refreshment project
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