命のカウンセリング(あさ出版電子書籍)

命のカウンセリング(あさ出版電子書籍)

小説・文芸
1,375円 (税込)

6pt

15歳で、一生歩けなくなった。
「死のう」向かった東尋坊で少年が出逢ったものとは――
車いすのカウンセラーが伝える 大切な人の命を救うためにできること
心が折れたとき、この本を手にしてほしい


■目次

・――今、つらい思いをしているすべての人へ
・生きる喜びを伝えたい

・はじめに
・プロローグ みんな「助けて」が言えない

●第1章 心の感覚の麻痺と向き合う
・心の感覚の麻痺とは?
・地震で負った深い傷
・感覚を取り戻してもらうために
・近くて遠い1・5メートル
・解けた3年間の封印
・がまんした感情を吐き出すことで、道は開ける
・今も残る震災の傷跡
・人はみんな、必要とされたい

●第2章 出生のトラウマ(心的外傷)と向き合う
◆母親殺し
・「自分さえ生まれてこなければ……」という苦しみ
・誕生日は母親の命日
・お母さんはあなたに「ありがとう」と言っている

●第3章 私がいちばんの問題を抱えていた
・4歳で初めて身近に感じた「死」
・一家離散とひとり暮らし
・暴走族入りと親友の死
・お母ちゃんとの再会と交通事故
・「君は一生自分の足で歩けない」
・障害者の希望の星に
・両親との別れと新たな出会い
・突きつけられた厳しい社会の現実

●第4章 自殺未遂と再起
・突如出発した「迷惑をかける旅」
・初めて知った人のやさしさ
・こみあげた涙と「ありがとう」
・大人数での東尋坊到着
・「ありがとう」がつなげたやさしい人の輪

●第5章 私がカウンセラーになるまで
・それでも逃れられなかった死の恐怖
・私は疫病神なのか……
・カウンセリング相手の自殺、人殺し
・逃亡先での人生を変える出会い
・つかみかけた幸せを自ら手放した
・平さんの喝と救いの手
・教えてもらった「残された人の苦しみ」
・今までの苦しみは、人を助けられる喜びに変わった
・どんなことがあったって、幸せになれるよ

●第6章 命のカウンセリング
・カウンセラーの私ができること
◆一家心中
・残された人の苦しみ
・もうがんばらなくていい――
・生き残ったのには意味がある
・「人殺しの子」
・ようやく出たひと言と救い
◆子どもの事故死
・お母さんの苦しみは尋常じゃない
・言えなかった「ありがとう」
・女神に子どもを返すセラピー
・これからを歩んでいくために

●第7章 苦しむすべての人へ
・自殺は大切な人の人生を狂わせる
・心を開けば、相手もきっと助けてくれる
・「受け取る」ことを知ってほしい
・上手に受け取れれば、人生が変わるのだから
・おわりに

■著者 長谷川泰三

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命のカウンセリング(あさ出版電子書籍) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者は中学時代怪我で背骨を骨折して下半身不随に。
    しかし病院で個室から大部屋へ変わるともっと重度の損傷の人たちがいて首から下が全く動かせない人などがいて励まされる。
    それまではもう未来に夢も希望もないと思ってたからショックだったと。
    ここで立ち直るかなと思ったら車いす生活してて自分の存在が周りに迷惑をかけてると思って自殺するために東尋坊へ。
    しかし行く時々に親切な人が車いすを笑顔で押してくれる。
    結局東尋坊に行ったものの周りの人に打ち明けて自殺を思いとどまる
    しかしまたもや希死概念にとらわれて自殺するために遺言書を書いたらベランダから飛び降りようとする前に誰かに電話してから死のうとする。
    保険はかけてるから妻や子供にはお金を残せるのでもう現実に未練はないと思いたまたま名刺入れから出てきた人に電話する。
    その人は心理カウンセリングをしてて今人手が足りないから手伝えと言われて仕方なく行くことに。
    しかしワークショックを見て人の心を変えるのをみて素晴らしいと心理学を学んでそれを仕事にすべく頑張る。
    結局中卒ですが計2万人の人を助けてきた。
    しかも大概は自殺予備軍や人生を悲観してる人たちに絞った人をメインに。
    心理カウンセラーのブラックジャックと言われてたらしい。
    人間やっぱり自分が経験したことは学問よりも言葉に力があるのかなと思いました。

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    カウンセリングの難しさ、人それぞれ様々なことを経験し、抱えていることを改めて実感した。
    適当に慰めたりして偽善者になってはいけないと思った。

    0
    2015年03月31日

    Posted by ブクログ

    この本は本当に読んでよかったと思います♪ 「助けてほしい」と言えることって大切なんだ!って良くわかりました。「助けて・・・」って素直に言うことで自分自身だけでなく周りも救われるんですね。画期的な発見です。

    0
    2013年08月14日

    Posted by ブクログ

    車椅子のカウンセラーの著者長谷川さん。
    ご自身に起きたことや、実際のグループセラピーの様子が書いてあります。

    セラピーの様子は涙なくして読めません…。
    まるで自分も参加しているような気持ちになりました。

    自ら死を選んでしまったら周りがどんなに苦しむか。
    「助けて」と言う勇気、助けを求めることは迷惑なことなのか?
    命にかかわること、大切さを考えさせられます。

    カウンセリングに興味がある方もない方も
    今苦しい方にも、ものすごくおすすめの一冊です。

    0
    2013年06月21日

    Posted by ブクログ

    カウンセラーである長谷川さん自身の半生と、これまでに係わってきた人達のカウンセリング事例がこの一冊にまとめられています。
    事故で下半身麻痺となって自殺まで考えた長谷川さん。それ以降も凄まじい人生。「真実は小説よりも奇なり」とはまさに長谷川さんのこと。
    「死」を嫌と言うほど見つめたからこそ、命の重み。そして人の痛みがわかり寄り添うことが出来る本物のカウンセラー。まさにそんな方でした。
    私もカウンセリングをするものとして、とても勉強になりました。
    カウンセラーの人も、今人生に迷っている人も、ぜひ読んで欲しい一冊です。

    0
    2012年08月31日

    Posted by ブクログ

    17歳のときの交通事故で、下半身不随となり、車いす生活を余儀なくされた長谷川泰三さん。

    「自殺しよう」

    長谷川さんは、かつて、バイクのツールングに行ったことがある東尋坊で、飛び降り自殺をしようと決意します。
    しかし、車いすで東尋坊への旅は、並大抵でありません。

    「行くまでにいろいろな人に迷惑をかけなくちゃいけないな」

    人に迷惑をかけること。
    それは、人に疎まれ、さげすまれ、自分が生きている価値などまったくない人間だということを思い知らされる旅になるはずだ。
    それなら、この世になんの未練もなく、東尋坊に飛び込めるに違いない。
    最初は、そういう計画でした。

    その計画は見事に裏切られます。
    いつも機嫌の悪そうなおじさんやおばさんが、とてもうれしそうに車いすを押してくれるのです。
    前にバイクに乗っていたときに、「うるさい!」と、傘で追い立てて来たおばさん。
    とても助けてなんかくれないと思っていたのに、
    「何かあったら、おばちゃんに言うんだよ。電話番号を教えておくからね」
    やさしい言葉をかけてもらいました。

    東尋坊へ、何度も電車を乗り換え、見ず知らずの人に車いすを押してもらう。
    迷惑きわまりないはずなのに、「助けて」と言えば、誰もが助けてくれる。
    誰とでもつながることができる。
    死の崖っぷちを覗き込んだ旅は、生の本質を知る旅へと変わりました。

    絶望を乗り越え、生きる決意をした長谷川さんは、いまはカウンセラーとなって、人を援助する仕事をしています。
    実際に体験したカウンセリングの事例もいろいろ記されています。

    長谷川さんのカウンセリングの基本は、人生における痛みや喪失を体験し、頑なに心を閉ざしてしまった人が、「助けて」が言えるようにサポートすることです。
    「助けて」を言うことで、自分ばかりでなく、自分のまわりの人たちをも救うことができると教えています。

     人は誰かの役に立ったときに心の善意に触れ、幸せや自身の愛を感じます。
     不思議なことに、それは他人に親切にされたときの幸せや、他人からもらった愛情よりも多いのです。

    助けてほしい人が「助けて」と言う。
    助けてあげられる人が助ける。


    生きる質が高い世の中は、とてもシンプルな決意からはじまるのかもしれません。

    0
    2010年10月15日

    Posted by ブクログ

    「人はみんな、必要とされたい」多くの人は誰かを助けたい、誰かの力になりたい、そう思って役に立てる場所を探している。そして、人の力になれたとき、助けることができたとき、心から喜びを感じる。それも困っている人の役に立てたとき、よかったなと幸せと感じる。
    「自殺は…攻撃です」あなたは死ぬだけですけれど。あなたが死んだあと、残された友人、家族があなたみたいになります。
    「助けて」って言って、「ありがとう」と伝える。
    「受け取る」多くの人は、人に与えるのは上手です。でも受け取ることは、与えるよりもっと難しいこと。
    以上、著書からの引用です。これだけでもこの本の価値がわかります。
    日本人は「助けて」を恥に思うところがあるのでは?自殺者が多いはずです…ある学校では朝礼時に「助けて」を声に出す練習をしているそうです。子供だけでなく大人(特に高齢者)にも必要です。「助けて」「ありがとう」が言える社会に。

    0
    2014年07月21日

    Posted by ブクログ

    とても苦労した方なのだと驚きました。カウンセラーはあまり患者に入り込まないものかと思っていたので意外でした。私がカウンセラーになれないのは患者さんが死んだときのことを考えるからです。しかし、作者はその辛い体験を糧にしている、そんな考え方ができたら良いなと思いました。

    0
    2013年04月19日

    Posted by ブクログ

    助けて、ということは迷惑をかけることではない。
    多くの人は、自分のできる範囲で助けたいと思っている。

    この言葉、身にしみました。久しぶりに大泣きしました。

    0
    2013年02月20日

    Posted by ブクログ

    波乱万丈の人生を生きた著者が魂をこめておこなったカウンセリングの記録。。著者の壮絶な生い立ちも紹介されています。
    痛みを味わった人だからこそできる事。

    0
    2012年10月30日

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