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植物は芸術家だ…… 82歳の著者は、半世紀にわたって身近な草木の輝く瞬間を撮影してきた。カテンソウの花粉の飛散、排水するワレモコウの葉、キノコの胞子の舞……埴氏のレンズを通してみる植物は驚くほど躍動的で生命力にあふれる。ドラマチックな植物写真と、自らの日々の思いを綴った文章とが織り成す、感動的な写真エッセイ。 ※タブレットなどの大きめの画面に最適化されたカラーコンテンツです。小型の画面やモノクロ端末などでは読みづらい場合があります。
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Posted by ブクログ
植物の生き様をワクワクしながら見つめている様子がこちらにも伝わって、私もワクワクした気持ちになった。植物っておもしろい。足元をもっとよく見てみよう。
楽しいことばかりだよ、世の中は。 よく見るといろんなものが見えてきて。 NHKで数年前見て すごく感動した。 本を見て、また 感動した。 楽しいコトに貪欲で 少年のような方なんだろうな って 思った。 もっともっと楽しいこと見つけて生活して 休みの日には カメラ持って 楽しいを発見しに行こう。 そ...続きを読むう 思った。
NHKで特集された埴沙萌氏のフォトブックである。普段何気なく見過ごしている植物や、馴染みの植物の意外な姿をレンズを通して教えてもらえる。 番組も面白く見ましたが、本になっているものをじっくり鑑賞するのもまた良し、である。写真を撮るアイデアも知ることが出来る。まさしく足元に広がる小宇宙の姿を知ることが...続きを読む出来る本である。
自分が撮る写真は被写体との距離がまだまだある、心の距離も含めて、ということが一番の感想。「見る」ということは、普段、どれほど自分の意識が「そのもの」に入っていっているかという、意識のレベルからも見直していかなければいけないということを思った。
素晴らしい植物の写真を撮られる方の人柄がよく分かった。植物的な知識はあまり増えない。感動的な写真も少ないかな。いわゆるエッセイです。番組はよかったのでしょうね。機会があれば是非、見たいです。 巻末のディレクターが照会した埴さんの言葉がぐっと来ました。 「あなたたちは、目に入っていても見ていないでし...続きを読むょう。たとえば、空の雲だって、いつも目に入っているはずなのに、どんな形をしているか、どんな風に流れているか、全然見てないよね。見ようと思わないから、見えない。気づかない。それだけのことだよ」 ・シャボテンは、南北両アメリカ大陸の砂漠の乾燥した環境に適応して、あの独特な姿になって生きている植物です。ということは、砂漠ができてから適応と進化を遂げてきたわけで、地球の歴史で言うと、新世紀時代の若い植物ということになります。
見つめ続ける。気持ちがその眼差しに乗った時、愛情溢れる写真に昇華する。もっとそんな写真を掲載して欲しかった。とにかくいい写真です。
青空を仰ぐたんぽぽ、風に舞う土筆の胞子、霜柱のひとつひとつ、一面に咲くオオイヌノフグリ。忘れがちだけど、ちょっとしたことでも感動できることなんて溢れてる。目の前に見えてるものを、どう感じるか。そんなことを思い出させてくれる写真&エッセイ集。
足元の小宇宙 ―82歳の植物生態写真家が見つめる生命 NHK特集で紹介された写真家埴氏の本です。 目を見張るような植物たちの姿がフレームに収められています。 章立ては、春夏秋冬に分かれていて、その季節特有の自然に関してのエッセイの中に写真が入っている形式です。 胞子を飛ばすキノコ、雪の中から芽吹く...続きを読む新芽、野菜の人形達、種を飛ばす植物たち、などなど。 もっと写真が見たい気がしましたが、埴氏のひととなりの紹介もされているので、そちらの方もなかなか興味深く、うらやましく拝見しました。 竹蔵
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