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現実に生じるセクハラは、お役所や会社、大学が発行している防止パンフレットや各種マニュアルの事例とはだいぶ違うものである。結局、この問題の難しさは、ほとんどのセクハラが、グレーゾーンで生み出される点にこそあるのだ。なぜ女性ははっきりとノーと言わないのか、男性はなぜ気づかないのか。恋愛がらみの二つのパターン、妄想系とリアル系の違いとは。そして、訴えられたらどうすればいいのか―。セクハラ問題の第一人者が、豊富な具体例を紹介しつつ、男が嵌りやすい勘違いの構図をあぶりだす。誰でも知っておいて損はありません!【目次】はじめに セクハラとは?/第一章 間違いだらけのセクハラ「常識」/第二章 セクハラの大半はグレーゾーン/第三章 恋愛がセクハラになるとき――ときめきスイッチが入ったときはもう橋をわたっている/第四章 女性はなぜはっきりとノーを言わないのか、男性はなぜ女性のノーに気付かないのか/第五章 恋愛とセクハラの近くて遠い距離/第六章 オフィスにセクハラの種はつきまじ/第七章 周囲の方々、担当者へ/第八章 後で訴えられないために――訴えられたらどうするか/私のセクハラ二次被害体験記――あとがきにかえて
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年12月13日
現実に生じるセクハラは、お役所や会社、大学が発行している防止パンフレットや各種マニュアルの事例とはだいぶ違うものである。結局、この問題の難しさは、ほとんどのセクハラが、グレーゾーンで生み出される点にこそあるのだ。なぜ女性ははっきりとノーと言わないのか、男性はなぜ気づかないのか。恋愛がらみの二つのパタ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月04日
どうしてセクハラ案件は加害者側からしばしば「恋愛」と規定されがちなのか。1992年の福岡セクハラ訴訟などの判例の積み重ねから現在に至るまでのさまざまなスタディケースをもとに、セクハラトラブルの複雑な様相を紹介してくれる。どんなに極小でも男性労働者はしばしば女性より何らかの意味で職場内の「権力」をもっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月11日
部長、その恋愛はセクハラです!。牟田和恵先生の著書。セクハラには2種類あると思います。意図的なセクハラと無意識なセクハラ。日本社会で意図的なセクハラはさすがに減っているとは思うけれど、時代錯誤な中高年男性の女性蔑視からくる無意識なセクハラは今だに多いと思います。無意識なセクハラをしているかもという自...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月04日
めちゃくちゃおもしろかった。
身に覚えがありすぎた。
男性は女性の無言の微笑をnoではなく、yesと受け取ってしまうのだな。
そして、女性はnoということばを持たないというのも、ほんとだなと思った。
以下、自分語りで恐縮ですが、どんどん記憶が蘇った。
オフィスから呼び出されて仕事の話をしてたのに、...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月10日
財務省事務次官を辞任に追い込んだセクハラ。そんなことにならないためにも、特に働く男性は本書を読んでおいた方が良いと思いました。職場のハラスメント研修なんか受けるよりよっぽど勉強になりました。本書ではまだまだ多い事例である、男性が女性に訴えられるセクハラに限定して、豊富な具体例が紹介されています。ハラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月22日
身近なセクハラについて、男女の溝に橋を渡そうという本。
強く断れない女性と、自分の権力にも相手の気持ちにも鈍感な男性。
双方の理屈が書かれているから、伝わらない理由がどちらの立場でも学べる。
この本で扱われるのは主に「ある程度の立場にある家族持ちの中高年男性から弱い立場の若い女性へ」のパターン。
...続きを読む
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