無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2011年11月26日
そもそも知能とは何かーそれを探ることが心理史をたどることになるとは思わなかった。過去にどれだけの人が知能を測ろうとし(結果的に否定されてしまうものも多いが)試行錯誤し、それでもまだ全容の解明には至らない。改めて奥の深い学問だと感じた。
また、今までの自分がいかにステレオタイプまみれであったかを気づか...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月29日
知能について歴史からここまで書かれた本は(著者いわく)ないらしい。確かに知能検査というのは、みんながちょっと胡散臭くおもいつつ、けれども有難がってしまうものかもしれない。
本書はそんな知能検査について、バッサバッサと切り込んでいく。エビデンスが豊富で統計的に正しい知能検査、というのは実はとても少な...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月29日
『「心理テスト」はウソでした。』の著者つながりで。こんどは「知能は測定できるか」という、なんつーか「触らぬ神に……」と言いたくなるような分野で、言いたい放題。刺激的なだけでなく、きちんと「研究」という地に足がついている記述になっているので、安心して読める。たとえば「IQってなんなの?」(はい、知能検...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月14日
なんだか難しかったが、まだ知能という研究文野が日本において未解明、未発達ということがわかった。知能テストやSPIが本当に参考にならないこともわかる。研究者によって分析も違うので、一体なにが正しいのかと惑わされるが、遺伝子や年齢のせいにした神話はあてにならない。知能を扱った書物が少ないため、これを一読...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月17日
ボーリング氏の「知能とは知能テストで測ったもの」という定義に妙に納得する。
日本では知能検査がタブー視されがちなのか出回る情報は多くない。本書はIQに関する数々の検査や最新研究が掲載されている。
IQは何と相関するのか、学術的な検証の歴史は興味深い。19~20世紀はゴルトンに代表されるような優生...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。