物語 現代経済学 多様な経済思想の世界へ

物語 現代経済学 多様な経済思想の世界へ

814円 (税込)

4pt

4.3

アメリカ型の経済学教育の導入により、経済学の一元化が進み、自由な思考にとって最も貴重な多様性が失われている。本書は、主流派が真剣に読まなくなった、マーシャル、ケインズ、サムエルソン、ガルブレイスらの経済学を再検討し、今日的視点から彼らの問題意識や問いかけのもつ意味を考察するものである。異端派を排除してきた「ノーベル経済学賞」の問題点をも指摘しつつ、相対化を忘却した現代の経済学に警鐘を鳴らす。

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物語 現代経済学 多様な経済思想の世界へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ケインズ革命(1930年代)から新自由主義(20世紀末)までの経済学史本であり、
    主流派から異端派に至るまで、多様な思想が栄えては廃れた歴史の流れを解説している
    初学者が手に取る一冊としてはとても良い

    0
    2023年10月07日

    Posted by ブクログ

    同じ著者の、「入門 経済学の歴史」を読み、わかりやすかったので、出版年が古い本書を読んでみた。他のレビューでは、物語とはいえ難解だったという声も多いが、確かに本書でいきなり経済学の基礎を学ぶとなると厳しいと思う。それなりの基礎知識を整理し、関連付けするためには良い物語形式の本だと思う。


    個人的に

    0
    2014年03月17日

    Posted by ブクログ

     いわゆる”異端派”から見た現代経済学の多様性。本書は、今日の「主流派経済学」とは一線を画した、いわゆる”異端派”経済学者たちの思想を改めて振り返ることで、現代経済学の意義と限界を考察した一冊である。
     本書で取り上げられている”異端派”経済学者の思想を見ると、その根底にあるのは、現代経済学が「科学

    0
    2019年07月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    アメリカ型の経済学教育の導入により、経済学の一元化が進み、自由な思考にとって最も貴重な多様性が失われている。
    本書は、主流派が真剣に読まなくなった、マーシャル、ケインズ、サムエルソン、ガルブレイスらの経済学を再検討し、今日的視点から彼らの問題意識や問いかけのもつ意味を考察するものである

    0
    2011年04月06日

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