無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
お家騒動の入門書。個々のお家騒動については別途調べる必要があるが、江戸時代の社会的な変化に応じて、お家騒動について当事者たちの意識や考え方も変化してきたことを体系立てて解説した本。分かりやすいです。
Posted by ブクログ 2015年07月02日
主君はなぜ主君たり得るのか。それは主君としての器量があるからである、という戦国の論理から、主君は主君であるから主君なのである、という近世の論理への転換過程が、「御家騒動」の豊富な事例を通して描かれている。
主君に「器量」を求める条項が、武家諸法度から抹消されたことが示すように(34頁)、少なくとも...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月02日
戦国期から徳川初期にかけて起きた、様々な御家騒動を通して、下克上から泰平という社会変革における幕藩関係を問い直す一冊。
戦国時代、君主の条件とは「器量」であったという。
君主の資質として、政治的・軍事的指導能力がそれである。
家臣達は器量の無い君主に対しては、暗殺・追放・強制隠居も辞さなかった。
...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。