経済学の哲学 19世紀経済思想とラスキン

経済学の哲学 19世紀経済思想とラスキン

924円 (税込)

4pt

4.5

経済と環境保護。分裂し、対立するかのような両者が折り合う思想は可能なのか。このきわめて現代的な問題は、すでに19世紀に提起されていた。産業革命が隆盛を誇るロンドンで、哲学者ラスキンが環境と弱者を犠牲にする経済学に怒りを感じ、新しい経済学の枠組みを構想したのだ。本書は、同時代の経済学者との格闘に光を当てながら、この先駆的な思想を辿る。ありうべき価値体系とは何か。よりよい社会への道を探る。

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経済学の哲学 19世紀経済思想とラスキン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年05月01日

    『経済学の哲学』というのは変わったタイトルだなと思ったら、どうも「経済学の哲学」(Philosophy of economics)という学問領域があるようです。これは、経済学における基礎的諸問題(存在論/認識論/方法論/価値論など)を扱い、科学哲学、政治哲学、知識社会学などにまたがる学際的分野だそう...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年08月21日

    個人的にはラスキンの経済学の考え方より、「ポリティカル・エコノミーの歴史」が興味深く読めた。元々オイコノミアは家政術のことであり、「ポリティカル」がつくことにより、家政としての「オイコノミア」が社会全体に適用されるならば、どうなるか、というのが今で言う「経済学」の発想であることを学んだ。

    ラスキン...続きを読む

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