経済学的思考のセンス お金がない人を助けるには

経済学的思考のセンス お金がない人を助けるには

858円 (税込)

4pt

「お金がない人を助けるとき、どうやって助けるのですか?」小学5年生からの問いかけに、経済学者ならどう答えるだろうか。女性が背の高い男性を好む理由からオリンピックのメダル獲得数まで、身のまわりには運や努力、能力の違いによって生じるさまざまな格差や不平等がある。本書は、それらを本質的に解消する方法を考えることによって、経済学的に考えるとはどういうことかをわかりやすく紹介する。

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経済学的思考のセンス お金がない人を助けるには のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「お金がない人を助けるにはどうしたら良いですか?」
    運や努力や能力によって様々な格差や不平等が生じます。
    小学5年生の質問が大人に深く刺さります。
    僕は福祉の世界からこの問題を見ていますが経済学からの視点を示唆してくれる本です。

    マリッジプレミアム
    「マトモな男は絶対結婚している」
    のではなく

    0
    2020年02月11日

    Posted by ブクログ

    ★結婚やプロスポーツなど、身近な話題について考えるうちにインセンティブや因果関係といった経済学的思考が身に付くという良書である。
    しかし、章によってかなり趣が異なるため統一感がないように感じる。ただ章ごとの話は面白く、良書であることに変わりはない。

    0
    2014年10月26日

    Posted by ブクログ

    経済学的思考によって身近にある様々な格差について述べた本著。論理的かつ物事に関する視野(選択肢)が広い。
    また、問題提起のみを行うというありがちな愚書とは異なり、問題視した上で筆者の具体的解決策も述べており、そのメリット・デメリットも曝け出している論法に好感がもてた。

    専門用語の羅列ではなく、身近

    0
    2013年02月09日

    Posted by ブクログ

    経済をインセンティブと因果関係の視点から考えるきっかけになる良書。「イイ男は結婚しているのか?」や「成果主義によって生産性は向上したか?」といった身近な話題を例にその経済学的な意味を解き明かしていく。

    特に後半の格差問題や年金制度に関する議論が興味深い。「こんな制度になったらいいな」という主観に終

    0
    2013年05月02日

    Posted by ブクログ

    今読み途中ですが凄く手につきやすい、読みやすい本。

    題名からして、凄く内容が難しそうなイメージがありましたが
    実際読んでみるとそうでもなく、学生の私でも十分理解できる内容でした。

    物事を色々な方面から見る事ができるようになるかもしれません。

    今まで読んできた経済学の本の中でも一番のオススメ

    0
    2012年08月16日

    Posted by ブクログ

    非常に面白かった。
    あらゆる身近な話題を経済学的に説明している。
    人が何かアクションを起こす際には必ず何かのインセンティブが働いていることが理解できた。

    0
    2012年06月28日

    Posted by ブクログ

    良書
    特に下記は参考になった

    野球監督の能力推定(計量経済学)
    年功序列から成果主義への転換の説明(長期的な成果主義から、より短期的な成果主義への変更)

    0
    2011年09月29日

    Posted by ブクログ

    大竹先生の著書はもう3冊目になるので、書かれている内容はすんなり理解できた。競争万歳の経済学者なのに、その必然的な帰結である格差について否定的なのは意外だった。
    最後に経済学的思考とはインセンティブと因果関係の正しい理解であると大胆に総括されていたが、大竹先生の専攻分野は広い経済学の極一部分であり、

    0
    2018年11月27日

    Posted by ブクログ

    『ヤバイ経済学』をちょっと固くした感じ。取り扱う内容は経済学とは本来関係なさそうな分野が多く、よんで興味を持つ人も多いと思う。

    時間をおいて再読したい

    0
    2016年12月14日

    Posted by ブクログ

    ■書評というのは好きじゃないので、読後の収穫。
     社会的に関心がもたれるトピックに対して、経済学の基本的な視座であるインセンティブと因果関係を通じて眺める癖をつける良いきっかけを得た。また、経済学と行動経済学のブリッジにもなるような気付きを得られた点が良い。

    0
    2016年01月07日

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