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Posted by ブクログ 2016年06月03日
[建設という難業]豊富な人口と資源を背景に、強固な政治体制の下で経済成長の道に邁進している印象が持たれることの多いインドネシア。実は多民族・多言語からなるこの「若い」国家の達成と苦難を取材した作品です。著者は、時事通信社のジャカルタ支局に勤めた経験を有する水本達也。
「国家建設」「他民族」「イス...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月19日
第二次世界大戦以後、スハルト政権から以後のインドネシアの歴史をコンパクトに、しかし、専門的にも解説している。
1950年にインドネシア共和国が誕生して以来、300の民族で構成される多民族国家として、混沌の中で国を存続させる矛盾と困難がこの国の根底。
イスラム過激派、大統領、民族紛争、外交の違っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
講義でジャカルタの交通問題を取り扱うので、その入門としてまずは全般的なインドネシアという国を知ろうと思いたち教授の勧めで読んだ本。
『多様性の中の統一』というキーワードをもとにインドネシアという国家が成立から綿々と受け継がれ内包している問題を垣間見ることが出来た。
スハルトによる...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月19日
独立。300の民族、200の言語、宗教の違い、紛争、軍部の暴走、通貨危機、汚職、賄賂、貧困、津波、これでもかって言うくらい日本人には想像しずらい困難な状況が展開されている。その中でもASEANでの政治的な綱引きや、国連で「常任理事国」入りを本気で考えていたり、要所では国として主張すべきことを主張して...続きを読む
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