雪男は向こうからやって来た

雪男は向こうからやって来た

638円 (税込)

3pt

ヒマラヤ山中に棲むという謎の雪男、その捜索に情熱を燃やす人たちがいる。新聞記者の著者は、退社を機に雪男捜索隊への参加を誘われ、2008年夏に現地へと向かった。謎の二足歩行動物を遠望したという隊員の話や、かつて撮影された雪男の足跡は何を意味するのか。初めは半信半疑だった著者も次第にその存在に魅了されていく。果たして本当に雪男はいるのか。第31回新田次郎文学賞受賞作。

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雪男は向こうからやって来た のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    角幡唯介のような論理的な思考を持ち合わせた作家が雪男とそれに取り憑かれた人間たちを徹底的に取材、捜査、考察するという訳の分からないエンタメ。
    『極夜行』においても角幡は極夜の冒険を通して自分と真正面から向き合ったように、雪男を通して何かに取り憑かれた人間の内面性を描き出している。
    ゾクゾクする目撃談

    0
    2025年05月09日

    Posted by ブクログ

    ムー的な話ではなく、きちんと事実に基づいて
    書かれた雪男調査隊の真面目なお話。

    子供の頃頭に植え付けられた、身長3mもある恐怖の雪男、
    という要素がまったくないので、そういうのを期待した人は
    この本ではなく、黙ってムーを読んで下さい。

    にしても、田部井淳子さんも動く何かを見ていたとは
    これにはビ

    0
    2022年11月02日

    Posted by ブクログ

    雪男のことを真面目に書いたのは、この本が初めてじゃないだろうか。
    日本の雪男探索史を整理した良書。おもしろかった。

    0
    2022年05月24日

    購入済み

    2019年にこの本を読みました。なぜこの時期に読んだのか…

    実は2019年GWに山口敏太郎さんのインタビューに答えました。
    概略を言えば1991年にネパールの比較的初心者でも行きやすいランタン渓谷をトレッキングしている時
    標高2,800m程度の原生林で身の丈155cm程度の全身黄褐色の毛で

    0
    2020年01月15日

    Posted by ブクログ

    三浦しおんさんの解説が本書の性格を端的に表している。実は「雪男」的なものは世の中には結構あって、いつ自分がそれに絡め取られていくかは分からない。

    それ故に、高学歴のエリートと評していいような人でもオウムにはまったりしてしまう。そこまでいかなくても、ちょっとしたオタク的な趣味にハマるのもそれに近い事

    0
    2018年02月02日

    Posted by ブクログ

    早大探検部の先輩である高野秀行とは違い、未確認生物に懐疑的だった著者。ツアンポー峡谷を探検する前に、新聞記者の職を投げ打った不安定な立場で偶然にであった雪男捜索隊への誘いという切っ掛け。それが適当に距離を置いてリポートでする視座を得たのかもしれない。しかし、それによって雪男を目撃する幸運に恵まれなか

    0
    2017年11月30日

    Posted by ブクログ

     UMAのなかでも実在する可能性の高いもののひとつが雪男らしい。とはいっても、体長3メートルもあるような巨大な生物で、牛や鹿を襲って食うような怪物ではなく、人間の成人より身長は低い150センチくらいの猿(猿人?)の一種。なんらかの理由で高地の雪山で生活するようになったんじゃなかろうか、と専門家?は見

    0
    2017年08月15日

    Posted by ブクログ

    雪男を探しに行ってどうなった!?
    というより雪男という存在に魅せられた人々のはなし。
    著者の雪男に対しての一歩引いた視点がまたいい。

    0
    2014年12月15日

    Posted by ブクログ

    雪男は本当にいるのか、いないのか、ということよりも雪男に魅せられた人たちの話が面白かったり悲しかったり。

    0
    2014年05月03日

    Posted by ブクログ

    著者は早大探検部出身で元新聞記者だ。さすがにジャーナリストだけあってか荒唐無稽なものに対して少し醒めた思いで向き合っているところがとてもよいと思った。
    新田次郎文学賞を受賞しているが、文章が非常にうまく、また、単なる冒険記ではなく、入念な取材がなされていて作品としての深みを感じた。有名な登山家を目撃

    0
    2014年01月18日

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