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Posted by ブクログ 2020年08月18日
昔から日本人は世間を意識しながら生きている。
そして、多くの人はその世間というものが思い通りにならず、悩むことも多い。
日本から世間という感覚が無くなる、という可能性はほぼなさそう。
世間から逃げたり、全く離れるということも難しい。世間を馬鹿にしても仕方がない。
大切なのは、自分がその中でどのような...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月13日
20年来の積読、というか見当たらなかったので、買い直しました。内容はすっかり忘れてるが読んだ覚えある『ハーメルンの笛吹き男』はあったのですが。本書では、いまでも日本人を支配している「世間」がいかに生まれて発展してきたか、文学作品などを中心に追っています。読み終えての最初の感想は、取り上げられている人...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年02月16日
歴史的に、個人として生きようとしてきた人たちは皆隠者である、というのが、日本における「社会」のありようを象徴しているのではないか。西洋におけるsocietyとは違って。そして、どんなに隠者として生きようとしても、他者と関わる(子供ができるとか)ととたんに隠者としては生活できなくなる、という。。確かに...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月20日
我々は「世間」という言葉に対してどのような印象を持っているだろうか。
Wikipediaには、インド発祥で迷いの世界を表す宗教用語とか書いてあるけど、少なくとも現代日本ではそのような意味で使われることはまずない。「社会」とか「世の中」といったものを表す用語として使われるのが一般的だろう。
本書は日...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月07日
わずらわしいと感じる人とのつながりの中に世間があり、個人よりも強い世間。その世間に嫌気が差した先人たちから、世間の姿を捉えてみようとする本。
今の日本もそうだけど、欧米の個人の人間関係があってこその社会と、個人を押し殺して優先する世間は全く違うというのは納得した。
昔も今も世間が嫌いな人はいるんだ...続きを読む
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