乙女の古典

乙女の古典

764円 (税込)

3pt

3.5

もう何百年も前から、日本の女性たちが憧れや共感を持って大切に読み継いできた物語たち。恋の深淵や人生の別れなどを書くこれらの古典は、文学の遺産とも言えます。夫の裏切りを憎みながらも、「椿の花のようにいとしい夫よ」とうたわずにはいられなかった『古事記』の磐姫。風光る5月のようにさわやかな清少納言。夢を抱きながら、平凡な主婦の座に生きた更級の女など、あなたの人生に触れる物語を紹介。

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乙女の古典 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年07月06日

    季節ごとに章立てしてあり装丁がとてもすてき。
    訳は忠実でありながらまさに「熱くいちずな筆致」。
    空蝉のお話が好き。

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    Posted by ブクログ 2017年12月01日

    むつかしいと思われる古典を、見事におしゃれな恋の短編集として、10篇を集めた一冊。挿絵も相俟ってさらに素敵!著者様の古典訳、長いものも読んでみたくなりました。文庫ながら装丁もキレイ。

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    Posted by ブクログ 2013年01月29日

    イラストがとてもかわいく、とっつきやすいです。
    いろんな古典文学の中からピックアップしてきてあるので、この本を読んで気になったものを別の本で詳しく読む、などのきっかけが作れると思います。

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    Posted by ブクログ 2017年12月26日

    古典の世界は恋愛が描かれることが多い。昼ドラ並みの激しいものもあれば、繊細な和歌のやり取りや、一途な愛もある。何百年経っても恋する気持ちに変わりはない。古典を身近に感じられる1冊。装飾も素敵でオススメです。

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    Posted by ブクログ 2017年03月30日

    難しいと敬遠されがちな古典に精通している著者が、登場人物の女性にスポットをあてて紹介する十編の恋物語。


    まず表紙が和装でありながらモダンな女性の絵。中にも美しく心惹かれる絵があり、台紙も章ごとに異なる淡い色の和紙仕立てで、見ているだけでも楽しめる。
    大体平安時代に書かれた話になるが、通い婚という...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月26日

    なんか…こう…筆者の「どう?私の文章ウイットに富んでて面白いでしょ?」って感じがしてイマイチ話に集中できなかった…
    あくまで個人的な考え方だけども

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    Posted by ブクログ 2012年08月17日

    知っているようで知らない古典文学に登場する女性にスポットをあてた作品。

    源氏物語から建礼門院右京大夫集のように読んだことのないものまで。あまり深くはありませんが、その女性の紹介や詠んだ和歌の解説がされていて、興味をそそられます。

    10人の女性がとりあげられているので、お気に入りの女性を探してみて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月31日

    何百年も読みつがれてきた古典の中の恋の物語。仁徳天皇の愛を独占したくて嫉妬と激情に苦しむ「古事記」の磐姫や、憧れの宮仕えで中宮定子の知性とやさしさに触れ、その思いを「枕草子」に書き残した清少納言。「雨月物語」浅茅が宿の、亡霊となっても夫を待ち続けた女。薫と匂宮、二人の男に同時に愛され激しく思い乱れる...続きを読む

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