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Posted by ブクログ 2014年03月21日
幼なじみの澄花と暁生と千夏。子供時代の終りと別れの予感のある高校最後の一年。
届かぬ想いを抱え、痛みと苦さとそれでも一緒にいる時間を愛しく思いながら…季節が移ろって行きます。
繊細な感情が味わい深い作品です。
『ひとりよがり』でもいいのです。これは十代の特権なので。
大人になって再会して、あの頃はぐ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月10日
なぜ「このマンガがすごい 2012」に『さきくさの咲く頃』のさの字もないのか。昨年の最高のマンガだとおもう。
物語は3人によって形づくられていく。セクシュアリティ=他者をどのようにしたいかのズレが3人の友情を少しずつ引き離し、別のモノへと変えていく。三角関係の哀しさを和歌に重ね、取り戻せないものを...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月28日
昔買ったのを読み返し。
京都の自然の中を舞台に、男の子と女の子の双子のいとこと共に成長してきた女の子。
思春期を迎えて、高校→進学?のタイミングで、
女の子は男の子に
男の子は男の子に
女の子は女の子に
苦しみながらも自分の性と折り合いをつけながら、つかず、離れず逞しく成長していく主人公...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月26日
幼い頃からの、醸成されてきた心模様が物語の中で、堰を切ったように発露されていく。
それは、実ることはなく、ただ空転していく。大和三山が、ただ季節の移りかわりとともに、それを見守っているだけである。
その気配が画面に漂っているからなのか、必要以上に主人公たちへの感情移入を防いでいるように思う。あくまで...続きを読む
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