経済物理学(エコノフィジックス)の発見

経済物理学(エコノフィジックス)の発見

748円 (税込)

3pt

カオスやフラクタルという物理の理論が経済分析にも応用できることが証明され、新たな学問が誕生した。経済物理学の第一人者が、その最先端の研究成果を中間報告する。

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経済物理学(エコノフィジックス)の発見 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年06月08日

    久しぶりに高安秀樹先生の本をまとめて読み返すことにしました。

    第一弾は本書。特徴はとにかく読み易いことです。
    加えてこれからの課題についても触れられているので関連図書を読み進める動機となります。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    経済学の悪いところを消し去ってくれるかのような物理学の融合。
    経済学は実証データというよりも現在の事象に対してどのようなことをするのが適当なのかということを論じる学問なので、正直胡散臭さもあります。

    経済物理学では膨大な実証データの研究により、デリバティブと呼ばれる金融派生商品の理論価格の形成に使...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    異文化の思想が合体したときにパラダイムシフトが起きる場合があるが、それを予感させる内容の本。経済畑の人には抵抗があるかもしれないが、そもそも、経済の人は数学が苦手なので、物理学者の力を借りるのは良い考えかも知れない。
    とにかく、私にとっては面白い本だった。

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    Posted by ブクログ 2021年08月08日

    最近書かれた本だと思ったら、出版されたのは2004年だった。意外と古い本でびっくり。でも当時読んでも全く理解できなかっただろう。今までの経済学の前提がことごとく覆されていて、非常に興味深かった。べき分布とかフラクタルとか、わかりにくいテーマについてわかりやすく書かれており、このテーマの入門書としては...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月02日

    フラクタルとカオスの世界へようこそ。この本を読んでの率直な感想がこれである。多少なりとも学んできた経済学の論理は線形であることを基本としている。しかしながら現実はそうではなく非線形である。この原理はどのようになっているのか。先日レビューを書いた書籍のタイトルではないが、“知の逆転”である。第一章は経...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月26日

    経済学では説明できない現象を物理学で説明している。経済物理学には前々から興味があり、その興味を満たす内容だった。もう少し勉強してからまた読みたいと思う。

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    Posted by ブクログ 2011年08月07日

    先輩のススメ&研究室の助教の方が登場していると言うことで購入。
    内容は難しく、理解できないところも多かった。
    最も印象に残ったのは、ハンガリーでインフレ時に発行されたという10億兆ペンゴ紙幣。
    10垓と言ってもいいが、なじみのある単位で10億兆と言うらしい。
    たしか昔クレヨンしんちゃんが「100億万...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    需要と供給が釣り合う均衡点は、取引の力学的考察からみて、実際には安定的に到達することはない。相転移でいう臨界点とみなすことができる。
    この考え方を用いると、市場の挙動についてマクロ的な視点から数学的な武器を用いた解析を行いやすくなることがある。

    最後のほうは、あまり面白くなかったかな。

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    Posted by ブクログ 2010年11月29日

    ★べき分布からフラクタルへ★多量のデータを解析すれば、金融商品の価格変動の分布は、正規分布よりすそ野が広いべき分布になるとのこと。これは理論ではなく観測の結果。だからこそ予想以上の危機が頻発する。べき分布を基にしたブラックショールズ式がなぜ生まれないのかと不思議に思うが、データを増やすほど平均や分散...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年08月02日

    物理の手法を用いて、現実の経済現象(主に金融)を分析しています、というお話。『カオス』や『フラクタル』、『エントロピー』と言った言葉がぽつぽつ出てくるあたり、「『複雑系』とは何か」(講談社現代新書)と重なる部分もあるけど、対象が経済だけあって、こっちの方が入りやすい(あちらは人工生命とかが話の中心)...続きを読む

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