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Posted by ブクログ 2023年04月29日
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実際にサクラダファミリアの彫刻に携わった日本人彫刻家のガウディ本。サクラダファミリアが重力を表現してるのは知ってたけど、「天国に引っ張られてる聖堂」っていう表現が好きだった。デザインは徹底的に自然模倣したり、植物の形状とかを参考にしてるらしい。自然を尊敬してるからちっぽけな1人の人間でもあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月19日
サグラダファミリアを見に行く前に読んだ。
芸術的な外観で、細かな装飾もすごい。ガウディの思いも汲みとって、大勢の人の熱意と技術で作られているのだと伝わる。
見た目がすごくインパクトがあるからそこに目が行きがちだけど、もちろん内部もサグラダファミリアにしかない空間ができていて、緻密に考えられて作られて...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月24日
10年振りの再読。
ガウディと彼の作品(サクラダ・ファミリア等)を専任彫刻家である著者が毎日コツコツと手を動かして読み解いた発見を、一般の読者に解り易く解説してくれている。全体として解りやすいが、テーマ自体がとても深いので、読めば読むほどその果実を得ることができそうな著作。一度目よりも二度目、三度目...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月07日
外尾さんのガウディに対する理解、愛情、そしてサグラダファミリアを完成に導く決意と思いが詰まった心に迫る一冊。
外尾さんが自ら語らずともその苦労や苦悩が必然的に伝わって来て目頭が何度も熱くなります。
だからこそガウディの事、サグラダファミリア建設に関わる人たちの思い、人として生きていく上での幸せや苦し...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月30日
これはもう8年くらい前の話。
スペイン旅行の前に読んだ本。
ガウディの未だ未完成の作品(教会)サグラダ・ファミリアを見に行くための予習だった。
日本人が携わっているってことだけでもすごいこと。
でもきっと、この方だからこそできないことなんだろうなぁ…それくらい彼自身のサグラダ・ファミリアに対する想...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月14日
もしスペインを訪れるなら、サグラダファミリア聖堂を見てみようと思うなら、必ず読んでおくべき本。
読みながら奈良の法隆寺や古刹を作った職人達のことが思われてならなかった。こういう建築は信仰を抜きには語れないのだと思う。それが良いとか悪いとかいうことではなく、人を衝き動かすものが物欲や名誉欲だけではな...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月28日
最後の方に行けば行くほど面白かった。p.258がすごく胸熱で鳥肌がたった。確かにこれは物作りをしたくなる本だ!!!でも、読めば読むほど、ガウディは人間離れしてるし、建築家や彫刻家は人間なのに私には想像もつかないようなものを作り出していて、ガウディも含め物作りをしている人たちと私がいかに実力が離れてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月11日
幸福の定義は人それぞれだけど、外尾さんの幸福論がわたしはとても好きだと思いました。
ガウディは死に方も含め、とっても幸せだったと思う。
そして外尾さんもまた幸福だろうなと勝手に思ってしまいました。
いつか、ガウディが聞きたかった音色が響くことを願います。そして、たぶん毎日変わりゆく音色を聴いている...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月29日
読み終えた今、兎にも角にも拍手喝采を送りたい。
日本人でガウディについて語るのにこれ以上相応しい人がいるだろうか。いるわけがない。
筆者は1978年以来、彫刻家としてサグラダ・ファミリア建設に携わってきた、正真正銘作り手の一人なのだ。
本書はガウディやサグラダ・ファミリアについてその時代背景も含め...続きを読む
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