若者はみな悲しい

若者はみな悲しい

理想の女性を追いつづける男の哀しみを描く「冬の夢」。わがままな妻が大人へと成長する「調停人」。親たちの見栄と自尊心が交錯する「子どもパーティ」など、本邦初訳4篇を含む9篇を収録。アメリカが最も輝いていた1920年代を代表する作家フィッツジェラルドが、若者と、かつて若者だった大人たちを鮮やかに描きだした珠玉の自選短編集。

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若者はみな悲しい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年10月12日

    サリンジャーが少年期ならば、フィッツジェラルドはまさに青年期にふさわしい。
    失ってしまったもう戻らないもの、失うまいと光を追い求める人々、この短編集に出てくるすべての悲しみや情熱や美しさや儚さは、全部わたしたちの中にあるものだ。失ってしまったものを取り戻すために、それらを思い出すために文学が存在する...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    若者はみな悲しい、若人にありがちな習性をリアルなタッチで描いた作品。
    女って罪な生き物だよね・・・。

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    Posted by ブクログ 2017年05月21日

    代表作「グレート・ギャッツビー」で知られるフィッツジェラルドの自選短編集。
    数多くの短編を書いたものの、中には良質と言い難い作品もあるようだ。
    9編の掌編が収められているが、重々しい作品というよりは、読後に爽快感が感じられる作品が多かった。劇中で発生する出来事によって、主人公が成長するという内容がほ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月25日

    フィッツジェラルドの自選短編集。華やかな人生の影にある虚しさや、自分の思うようにいかないのだという嘆きを感じた。

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    Posted by ブクログ 2011年04月20日

    理想の女性を追いつづける男の哀しみを描く「冬の夢」。わがままな妻が大人へと成長する「調停人」。親たちの見栄と自尊心が交錯する「子どもパーティ」。アメリカが最も輝いていた1920年代を代表する作家が、若者と、かつて若者だった大人たちを鮮やかに描きだす珠玉の自選短編集。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    若者!アメリカ!て感じ。
    年代と文化が違うからちょっととっつきにくかったけど、
    いつの時代も若者ってこんなものなのねと思った。
    ブラックというか皮肉な話が結構良かった。
    「グレッチェンのひと眠り」が好き。

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    Posted by ブクログ 2023年11月15日

    フィッツジェラルドの短篇集をはじめて読む。「調停人」のラスト、ムーン医師の台詞「私は、5年の歳月」にしてやられた。

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    Posted by ブクログ 2020年01月28日

    お坊ちゃん のアンソンは、なにか見たことかある人物。
    冬の夢 のデクスターの方が可愛い。

    でもいずれもまさに若者の物語で、なんともあまっちろい。

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    Posted by ブクログ 2014年10月24日

    私も一応「若者」に属するので気になって読みました。

    20代の登場人物がでてきます。
    20代って一番、色々な変化がある時期だと思います。
    そういう悲しさっていうか、切なさっていうのか、そういうものが集まった短編集です。

    とにかくみんな性格が激しいというか、心の浮き沈みが激しいというか…これも20代...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月07日

    夢から覚めてゆく若者たちの話。
    大人になる悲しみってやつなのかな。

    男性が読んだ方が共感できる本だと思う。

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