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Posted by ブクログ 2013年12月27日
戯曲のたのしみかたが相変わらずわからない。
農奴解放の光と影、みたいな話なのかな。貴族の斜陽、そして彼女のもとで農奴として働いていた男の息子ロパーヒンが彼女の屋敷を買い取ってしまう。上の世代であるラネフスカヤとガーネフの兄妹は桜の木が伐り倒されることに心を痛め、なぜそうなってしまうのかも理解できない...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月03日
読んだつもりになっていたけど、読んでいなかった、というタイプの本です。
この手のブンガクについて、ある年齢以降、
「どれだけ、翻訳が難解にしていて、モトモトの魅力を削いでいるか」
ということに気づいてしまって。
気づいたら恐らく意識過敏になってしまって。
で、その反動で、光文社の古典新訳はイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月05日
チェーホフを読むのは久々なような、初めてなような。
「家」を中心にした戯曲、そこに描かれた人々のドタバタ劇…何だかロシア文学なのに日本文学と似ている印象を受けるのは気のせいか。喜劇なのに、どうにもこうにも喜劇に思えないのはロシア文学だからか、そういうわけではないのか。不思議な気持ちになる名作。でも...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月16日
今まで読んだチェーホフの中では一番ハマらなかったかもしれない。
「桜の園」は喜劇ということだけど、普通に読むとやっぱりどうも悲劇の色が濃いようにも思う。
見方によってはたしかに滑稽かもしれない。
「プロポーズ」は一番わかりやすくコメディで笑えた。
プロポーズしにきたのにひょんなことから話が逸れて...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月29日
チェーホフは、かわいい女に続き2作目なのだけれど、戯曲だったのでおっと思った。
桜の庭は名作とされてるらしいのだけれど、そうなの?という感じ。劇用だからか、所々、キャラクターのセリフが無視をされ、次の人が関係ない話をいきなりする個所が見られ、そこがよく分からなかった。
プロポーズは面白かった。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月06日
人間ってかなしいのに、おかしい。
「プロポーズ」は、普遍的にある話。はいはい、って言いたい。
「桜の園」は、ところどころなんか変な人がいて、でも、まあ人間ってこんな感じかな、と思わせる。ちょっと変な人って、わりとどこにでもいるよね。
「熊」も、どちらもめんどくさい人だった。こういうの、いろんなキャ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月26日
『桜の園』
日常の中のありふれた悲劇、って感じの書き方がかなり好き。
何かの本で読んだ、「『桜の園』で桜の木を切り倒す斧の音を忘れられる人は居ないだろう」って言葉を思い出しながら読んだ。戯曲としても見てみたい。
解説を読んで「その通りだな」って思ったけど、チェーホフは日常を切り取ってる。どれだけ重た...続きを読む
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