恥も外聞もなく売名す

恥も外聞もなく売名す

1,496円 (税込)

7pt

4.0

主従身分は当座のこと。もののふなれば、己れの主を己れのみと定めるべし。時は関ヶ原の大乱直後。藤堂高虎家中にあっても媚びずなびかず、「恥知らず」と罵られても、名を上げることに命を燃やした渡辺勘兵衛。乱世を生きる意地と矜持、反骨と覚悟を交錯させ、「真のもののふ」と仰がれた生涯を鮮烈に描く大注目の武将物語!

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恥も外聞もなく売名す のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年08月17日

    槍の渡辺勘兵衛の話し。関ヶ原で旗幟を鮮明にしていなかった増田長盛の家臣として大和郡山城に籠城する。戦後は牢人となるがその武名ゆえに各大名から仕官の話しが後を絶たないがその中でも熱心に勧める藤堂高虎へ仕官する。当初は自分も渡り奉公だった経験もあり勘兵衛の自由で奔放な物言いに理解を示す高虎だったが次第に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月30日

    戦国時代末期、関ヶ原から大阪冬/夏の陣の時代に生きる槍の勘兵事渡辺勘米の生き様を綴る。武勇を上げて自分の価値を高め真の主を見極めて戦いを本条とする漢。(人が人形であることを辞め真に人として生きようと思えば進んで修羅場を歩む覚悟が必要)(人は卑屈になればなるだけ偉ぶりたくなり、されど偉ぶれば偉ぶる程、...続きを読む

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