物語 タイの歴史 微笑みの国の真実

物語 タイの歴史 微笑みの国の真実

1,012円 (税込)

5pt

一三世紀以降、現在の領域に南下し、スコータイ、アユッタヤーといった王朝を経て、一八世紀に現王制が成立したタイ。西欧列強の進出のなか、東南アジアで唯一独立を守り、第二次世界大戦では日本と同盟を組みながらも、「敗戦国」として扱われず、世渡りの上手さを見せてきた。本書は、ベトナム、ビルマなどの周辺諸国、英、仏、日本などの大国に翻弄されながらも生き残った、タイ民族二〇〇〇年の軌跡を描くものである。

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物語 タイの歴史 微笑みの国の真実 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    タイの歴史を大まかに知るのに適した本。
    あとがきにもあるように、著者の得意分野である道や鉄道の話がいかされているのが理解を助けてくれて大変よかった。

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    2020年06月22日

    Posted by ブクログ

    タイの歴史を学ぶことはメコン流域の歴史を知ることだな、と思った。当該地域全般がよくわかる。特に、列強諸国の取扱い方(つまり外交)にたけた様子も理解した。
    鉄道等(国際)インフラについて記述も詳しい。

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    2014年12月21日

    Posted by ブクログ

    そのなのとおり、タイの歴史を物語を読むが如くざっとしることができる。
    好きだけど殆ど知らなかったタイの歴史。
    スコータイ、アユタヤ、シャム。時代によってヒーローがいるところが気になった。
    近代ではあるが、外交が巧みであることに驚いた。大国とは呼べないかもしれないが、大国との付き合い方がうまい。
    また

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    2013年03月12日

    Posted by ブクログ

     全くタイに触れたことのない人にはハードルが高いと思うが、一定タイに住んで、タイ人と触れ合った上で読むと、周辺国への意識の背景など気づくところが多いのでは。

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    2017年12月23日

    Posted by ブクログ

    2016/10/13 かねてより高齢・体調不良で心配されていたプミポン国王が亡くなった。カリスマ的な国王が亡くなった事での政治的混乱が心配されていたが今のところ平静を保っている。しかし2013年から続く軍事政権の民政への移行の遅れも取りざたされている。

    というわけでタイと言えば、微笑みの国、ムエタ

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    2016年12月17日

    Posted by ブクログ

    タイの通史が分かりやすくまとめられており、世渡り上手に立ち回って独立を維持してきた歴史を描いている。高校の世界史だと東南アジア史はほとんどやらないから、ありがたい一冊。タクシン政権の崩壊までしかカバーしていないが、現在の情勢を理解する一助になる。

    0
    2014年06月03日

    Posted by ブクログ

    タイの歴史を概観できる良書。登場人物の名前や地名がなかなか覚えられなくて読むのに苦労した。たびたびクーデターが起こり政情不安定な印象だが、それも民意の現れと見ることもできる。それぞれの国でそれぞれの歴史を踏まえてそれぞれの今がある。歴史を学ぶことは面白い。

    0
    2014年02月15日

    Posted by ブクログ

    「物語~の歴史」シリーズ初の東南アジア本。

    何となく「西側諸国所属の東南アジアの優等生」のようなイメージがあったタイだったが、最近のタクシン・反タクシン派の争いや、クーデタのニュースを見るにつけ、実際のところどんな国何だろう、と興味を持って読んでみた。

    読んでみると、近代以降、想像していた以上に

    0
    2012年08月19日

    Posted by ブクログ

    夏休みのタイ旅行を楽しむために購読。タイの歴史がよくまとめられた良著。でもタイ人の名前が全然憶えられなくて僕の理解は今ひとつ。

    0
    2012年07月25日

    Posted by ブクログ

    タイの通史をざっと勉強するには好適の本だと思う。新書なので分量も適当。現在のタイの成り立ちを理解するのに役立つ。

    0
    2011年07月25日

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