バラバラ殺人の系譜

龍田恵子

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殺したあとでなお死体を切り刻んだ殺人者たち。肉片を身につける者、スライスしてトイレに流す者、切断した内臓をブリキ缶に納める者……。彼らを忘我の境へ駆り立てたものは何か。人間の背後にうずまく漆黒の闇に目を凝らす。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 哲学・宗教・心理
• 出版社: 青弓社
• ページ数: 220ページ
• 電子版発売日: 2013年12月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 45MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

まさかこれが登録されているとは。久々に犯罪物。バラバラ殺人15件。うち新潟県内が舞台になっているのが2件、死体の発見場所になっているのが1件って多いよね。しかしＳ62年に悪魔祓い殺人だなんて。本文にもあったけど、こういう宗教がらみは意外とちょくちょく起こっている。しかし、何でこんな状態になるんだ。普通の人だったのに。人間の心理は不思議だ。最後の福岡美容師バラバラ殺人なんて、Ｈ６年なのにさっぱり覚えてない。人間はいかに忘れっぽいことか。しかし、ひどい男がたくさん出てくる。殺されて仕方ないような人間もいるのではないか。