青に沈む庭 特別版

青に沈む庭 特別版

770円 (税込)

3pt

岩瀬一は「家族」の繋がりを信じ、大好きな元義兄の玖珂逸人のもとに通い詰める日々。病的に憧れすぎている自覚はある。ただ、姉と離婚して以来、すべてを諦め孤独の中で微笑む彼が哀しくて、けれど自分では癒せないことも知っていて…。そんな折、ふとしたきっかけでこの気持ちが恋だと気づいてしまう。せめて本気で想っていることだけは知ってほしい。ふられることを覚悟の告白。そうして望まれたのは、会いに来ないで忘れることだった。圧倒的な拒絶を噛み締める一。だがその矢先、逸人が押し隠していた秘密を知ってしまい…
紙書籍時、フェア用に描き下ろされた幻のSS小冊子を完全収録した特別版!!

...続きを読む

青に沈む庭 特別版 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大筋は、高岡ミズミさんの『不機嫌なエゴイスト』に似てるかな。
    あっちは義兄弟ではないけれど、年下の子を好きになっちゃって
    わざと遠ざけようとしたり頭の中ぐるぐるになっちゃう大人の男のお話。

    この作家さんは心の機微の表現が繊細なんだよなー。

    0
    2011年11月23日

    Posted by ブクログ

    相手を思う気持ちが切なかったです。最後にはハッピーエンドだと分かっていても切なくなりました。朝丘戻さんの作品は日本語が丁寧で読みやすくて面白いですね。

    0
    2016年09月04日

    Posted by ブクログ

    朝丘さんの作品を初めて読んだのが「坂道のソラ」だったためか、今朝丘さんの作品を集めて年代の古いのを読むとどうしても文章の拙さが目についてしまう。
    このお話もテーマの選び方はいいと思うのだけど、話の進め方が各所強引で、1本の綺麗な道が見えて来ない。

    とはいえ、個人的に好きなキャラクターが動いてくれた

    0
    2013年11月12日

    Posted by ブクログ

    朝丘作品は時々途中で投げ出したくなる。つまらないからではなく、さりげない風を装った濃密な心情の描写に読みながら痛手を負うからで、木原作品とは違った痛みにあふれている気がする。だから新しい本を読む時は覚悟して読む。

    0
    2012年12月04日

    Posted by ブクログ

    浅丘さんの作品は、劇的なシーンでなくても、ふとしたセリフや文のたった一行で涙がでます
    夏の朝顔が咲いた庭や、海辺のカフェといった、作中の舞台がとても素敵でした

    0
    2010年12月31日

    Posted by ブクログ

    朝丘さんの文章が凄く好きです。
    出来ればこの作品は一の目線だけで読みたかった。
    それだけでも逸人の葛藤は手に取るように分かる。
    一冊で終わるのは勿体無いお話だと思います。
    まだこの二人には沢山の試練が待ち受けています。
    是非続編を書いてほしいです。

    0
    2010年12月25日

    購入済み

    良くも悪くも

    朝丘さんらしーって感想。何つーか一進一退?牛歩戦術?てな具合のスローな進み具合に途中投げそうになりつつも読んでくとジワリと何かクる、みたいな(笑)逸人の心情が語られるまでは、進展あり得んの?ってくらい退屈だったんですが(笑)いざそーなるならない件の焦れ焦れ感はさすが〜って感じです。お布団シーンも通常

    0
    2014年03月13日

    Posted by ブクログ

    元義兄と元義弟の話。
    逸人さんの葛藤に胸打たれました。自分の家庭環境や”病気”によって、だからこそ家族をつくりたかった、結婚したかったっていう思いに。
    読んでいる途中で一瞬、逸人さんが受けかと思うくらいにヘタレてました。そんなはずはなくてホッとしました。

    0
    2012年10月23日

    Posted by ブクログ

    きっと二人は想い合ってるのに、行き着く先が見えなかった。最後までハッピーエンドになるのか不安になりました。お姉ちゃんが強くて好き。家族を思いやる優しさとか、温かい気持ちを教えてくれる話でした。とりあえずの形で収まった二人だけど、ずっと悩みながら成長していくんだろうな。家族をとても大切にするお話でした

    0
    2011年12月29日

    Posted by ブクログ

    大学生の岩瀬一は離婚した姉の元夫である逸人に惹かれていて、別れた後も頻繁に彼の経営する喫茶店にお手伝いとして通っている。
    元義兄を慕う気持ちが恋だと気付いて気持ちを伝えようとするが頑に拒否されてしまう。
    思いあう気持ちとか切なかったですけれど、朝丘さんの何気ない会話が好きなんですが、このお話だけは心

    0
    2011年09月09日

青に沈む庭 特別版 の詳細情報

  • カテゴリ
    BL
  • ジャンル
    BL小説
  • 出版社
    二見書房
  • 掲載誌・レーベル
    シャレード文庫
  • ページ数
    258ページ
  • 電子版発売日
    2013年12月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    9MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

シャレード文庫 の最新刊

無料で読める BL小説

BL小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す