これから世界はどうなるか ――米国衰退と日本

これから世界はどうなるか ――米国衰退と日本

770円 (税込)

3pt

3.5

戦後の世界には、常に米国が最強という「柱」があった。軍事的に経済的に、文化的にも他国を圧倒した米国が戦後世界を取り仕切った。旧ソ連との冷戦に勝利し、日本の経済的挑戦をも退けたことで、盤石と思われたその地位が、しかし今、揺らいでいる。米国の影響力が減退する中、世界は新たな秩序を模索し始めた。いっぽう日本は、ますます米国依存を深めているようにも見える…。外交と国防の大家が激動の国際政治をリアルな目で俯瞰。新時代の針路を読み解く。

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これから世界はどうなるか ――米国衰退と日本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者の孫崎氏の本はそれなりに読んできたが、これまでの本はどちらかといえば、孫崎節的な同じ論が繰り返されていたような気がするが、本書はもちろん著者の意見を書かれているが、より多くの引用文献等が紹介されていると感じた。

    内容的には、これまで1世紀世界の覇権としてのアメリカが衰退し、中国が大国としてあが

    0
    2013年06月04日

    Posted by ブクログ

    ソ連崩壊崩壊後、アメリカの一強時代が到来した時期もありましたが、現在の世界情勢はそのようなことにはなっていません。

    アメリカ時代の終わりで世界秩序はどうなっていくのか、日本の安全保障を考えていくうえで、きちんと世界で起こっていることを分析しておく必要があります。

    世界中の政治家、外交・国防・学者

    0
    2015年08月09日

    Posted by ブクログ

    世界の二大大国の話。
    日本人はひたすら対米追従であるが,それへの疑問符を発した本。
    中国は巨大なマーケットであり,世界の中心的存在になっていくことにもはや疑いはない。中国との戦略的互恵関係を築くべきである。領土問題等は一旦棚上げである。それが現実的な選択であろう。
    尤も,領土の問題はそううまくいかな

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    2015年05月10日

    Posted by ブクログ

    ・有史以来、産業革命までは中国とインドが世界のGDPの約50%以上を常に占めていた。歴史的に見るとこの2カ国の台頭は普通のことである。
    ・AIPAC(アメリカイスラエル公共問題委員会)は、全米最大のロビー団体。政治家への資金援助も最大。オバマも会合で演説。

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    2020年03月08日

    Posted by ブクログ

    これからの世界は大変化の時代にあり、米国一極支配が終わりアメリカ衰退後の中国台頭時代の世界観を分かり易く解説されていた。

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    2014年05月08日

    Posted by ブクログ

    筆者といい佐藤優氏といい、分析の客観性が提言になると鈍るのはオシントの限界なのか。
    両氏ともさらに、自分のキャリア周辺分野になると逆に体験が邪魔をするのか客観性が低くなる傾向を感じる。
    過去の書籍と比べて新しいこともあまり見えず、少し残念。

    0
    2013年10月04日

    Posted by ブクログ

    著者は、最近、書店でよく見かける孫崎亭(まごさきうける)さん。外務省ではイラン駐箚特命全権大使などを経験されている。本書以外では、『戦後史の正体』などで話題を呼んだ。米国追随に対して疑問を投げかけるスタンスが一貫している。

    本書については、タイトルどおり『これから世界はどうなるか』という、ある意味

    0
    2013年06月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     皆さん都市伝説ってどう思います? 私なんかは、下らないとか言いつつ、ついつい引き込まれてしまいます。

     さて、実は私は陰謀論とか結構好きです。なんか都市伝説と似ていませんか。今のご時世ならば(不謹慎ながら)コロナはどこぞの国が作った人工ウイルスとか、あるいは製薬業界の仕業とか、いやいや常識的には

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    2021年06月06日

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