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産科医の著者は、自然なお産と子どもたちの成長をみつめるうち、出生前診断はいのちの選別であると実感する。臨床遺伝医・長谷川知子氏へのインタビュー、ダウン症をはじめ障害のある子どもを育てる両親との座談会を通じ、いのちをはぐくむ本質を考える。出生前診断を迷う妊婦さんや、赤ちゃんに障害を持つ可能性を告げられた両親に読んでほしい本。
Posted by ブクログ 2010年10月22日
出生前診断について興味を持ったので関連本2冊目。
こちらは、実際に産婦人科で生の現場に立つ著者によるもので、色んな理論をかざすでなくリアルな暖かさが伝わってきた。
何より、著者が出産を担当して、その後も交流を続けるダウン症児とその親御さん達の声。本書に出てくる人々は、皆まだ子どもが小さいこともあり、...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
学校の「死生学」の授業の時に、先生から読むことを勧められた本です。子供がいる私には、涙があふれてとまらなくなりました。
生まれてくる自分の子供が障害児だったらどうしよう・・・育てられない・・・と思うのはしようがないことだと思います。そして、育てられないから、生まれてくる子供がかわいそうだから事前に検...続きを読む
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