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「心」はどう育てたらよいのか――。どんな親でも抱く思いに、身体心理学者が最新の皮膚論を駆使して答える。子供の「心」をつかさどる脳に最も近いのは、じつは肌であった。
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Posted by ブクログ
スキンシップの重要性を学術的に論じた本。参考文献も巻末に掲出されている。 ・乳児の時の親の反応のしかたは、3つに分かれ、それは基本的信頼感や成人してからの恋愛スタイルにも影響する。 ・子供と親とのスキンシップ量と依存心は負の相関をもつ。 ・柔らかい肌着の有効性。切れやすさ、攻撃性との関連。 ...続きを読む・皮膚感覚と理論を両方鍛える。 ・視覚が鋭い人:デザインにこだわり、コーディネイトにこだわり、衝動買いが多い 触覚が鋭い人:世の中運よりも努力である。シンプルな暮らし、計画的な買い物。
◆「心」とはいったい何なのだろうか。 自分が体験したことから、これは嬉しかった、これは嫌だった、などということを、教訓的な物語にするという形で蓄えられたもの、あるいはそれらがたくさん集まってもう少し大きな物語になったもの、それが「心」だというのである。心はさまざまな体験の結果として、あとから生じてく...続きを読むるものなのだ。
ものすごく納得させられました。「「心」は大事だと思うけれど、「心」を育てるにはどうしたら良いのかわかりにくい。しかし「心」は体験の結果生じるものだと考えれば、「心」を育てるためには、実はさまざまな体験を豊かに感じとることができる「体」を育むことが大切だということがわかるだろう。」、「幼児に着せる肌着...続きを読むの硬さだけで免疫機能が違うという実験。唾液中のグロブリンAが2割も減少する。ストレスも増加する。1999年 九州大学 綿貫ら 」、「マッサージをすることは、相手を尊重していることを伝え、また身体の模倣の能力を高めるための絶好の手段である」そして、子どもだけでは無く、大人になってからでも、老人になっても、タッチングは非常に有効なメッセージになること、日々の診療、思春期外来、被災地支援、メンタルヘルスケア、全てに通ずることであることを実感します。
面白い。良書。著者の論理を研究に基づく実験を背景に支えている。育児書にありがちな「〜しましょう」だけではない裏付けがあるので信憑性が出る。いくつか興味深い実験もあったので、私としては信じたい話に裏付けが取れた感じ。恐らくスキンシッププラスαの作用だが、本書では肌は露出した脳である、ということに主眼を...続きを読む置いている、
とても読みやすい。肌と心、身体、脳。知的活動を支えるからだ。肌着とストレス。「母子のスキンシップを十分にした方が甘えの欲求が十分に充たされ、受け入れてもらえた安心感から自分に自信がもて、依存的になるのを防ぐ」「スキンシップは一生の間必要、でも、乳児期、幼児期、学童期、思春期、青年期、壮年期、老年期と...続きを読むそれぞれの時期に必要なスキンシップの量がある」
肌に触れることの大切さを実感。卒論テーマにもかぶっていた。子育てをいつかするときは、抱きしめるコミュニケーションも大切にしたいな。
新生児のころからスキンシップは、人間形成への重要な要素を含む。正しいスキンシップは、もちろんおんぶに抱っこや、なでなで、こちょこちょ遊びです。負の触合いも…虐待ですね。そうなると人に触られると緊張してしまう大人に。それで苦しんでおられる方もいるとか。そう言う方には、マッサージがお勧めだそう。マッサー...続きを読むジで緊張する筋肉を解していくと、人に触れられる恐怖感や不快感も無くなっていくそう。体はいつまでも幼い頃の虐待の記憶を肌で覚え、その時に緊張した筋肉を形状してしまうんですね。 日本は戦後にアメリカ式の育児法が導入され、おばあちゃんの知恵なんか聞かずに本ばかりに頼るようになった。赤ちゃんの自立心を育てる為に、あまり触れないよう、寝室も別にして、泣き叫んでいてもミルクはきっちり時間通りに、というもの。そのお陰で、精神的不安定な若者が増えて憂慮したアメリカはその育児法を撤廃し、ケアを進めましたが、日本は放ったらかし。人間の赤ちゃんがそんな事で自立するとは思えないよね、普通に考えても☆何かおかしいと感じたその娘達は、ママになって赤ちゃんを抱っこして育てる人が増えたそう。ワタシも義父に「抱き癖が付く」と言われましたが、旦那が「抱き癖上等」と言い返して、我が息子はぬくぬくと皆に抱っこされて育ってます。やはり誰しも赤ちゃんを抱っこせずにはいられないよね。義父が一番抱っこしております!それを我慢していたワタシ達の母世代…乳幼児期からのスキンシップの否定で、犯罪の質も大きく変わったと言われています。 ワタシも赤ちゃんは触合い要求を叶えして育てるのが良いと思っていましたが、何でか?は答えられずにいましたので、この著書はその点では何でスキンシップが大事で幼児の要求はのまなければいけないのか…の答えが書かれてあります。一度お読みになると、ジジババの撃退にも一役買うかと。
乳幼児期のベビーマッサージ、幼少期のタッチケアだけでなく、触れ合うことの重要性が医学的に解明されている内容でとてもよく理解できる内容です。
肌に触れるということが、 子育てにおいてどれだけ大切かということを、 感覚的にだけでなく、科学的に知ることができ、 『どんどんスキンシップをはかっていくぞ~。楽しむぞ~。』と やる気がみなぎります。 この本のおかげで、毎日のスキンシップを大切にするようになりました。
読みやすいのに科学的な内容もしっかりしていて、良い本。沢山の多角的観点から皮膚・触覚を捉えて引用や説明があり、情報的にも充実している。読むべき1冊。
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