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アルタミラの洞窟画から、モネ、水墨画、良寛・芭蕉、メトロポリタン美術館、ウォーホル、現代美術まで――時空を超えて美の本質をさぐる。二一世紀に生きるための芸術論。
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Posted by ブクログ
アートは音楽と同じく、普遍的なもの。ベートーベンの例は、ドイツ人でドイツに生まれたベートベンの音楽は、人類すべてのものであって、特定の人しか楽しめない、楽しむに値する物ではない、という風に考える人は本当に悲しい。仕事も同じく、全ての人が同じように戦える。それを、立場や、なんらかのリミテーションをかけ...続きを読むる意味がどこにあるのか。自分しかできない、そんなものは世の中には存在しない。アートワークも同じで、誰でも感じることができる普遍性を持つ。MOMAで何度も見て、シンガポールのナショナルギャラリーでも何度も見ているモネの睡蓮や一連の風景画。虚無を描こうとしたのではないかという千住さんの考察。燃えるような赤い色で森を描くのは、まさに光は赤い。白内障で消えつつある色を、自身で表現していたに違いない。 水墨画は、黒い色のみを使ったアート。黒と白で宇宙を描く。この空間の美学こそが水墨画。奥行きや空間を感じさせてくれる。 ある意味で、書道も同じだ。字を通じて、世界と宇宙を描いていく。なので、書家に聞いてみると字をうまく書くことはそれなりに練習すればできるけど、その字をどこまで昔の人をリスペクトしつつ、その空間を時の意味や込められた意味とともに作り出せるか。 台北の故宮博物館で、衝撃を受けたそうだ。こういう神秘にも似た体験は場合とときによる。同じように故宮博物館に行ったとて、そういう体験をしないこともある。自分自身もMOMA、故宮博物館には何度も行っているけれど、そういう体験に出会えるときもあれば、そうでもないときもある。自分の気の持ちようだったりする。まさに、水墨画の表現、風景には大きな宇宙、エコシステムを全て包含する神の領域を持っていて、それがモナリザの背景とも似ていると。モナリザの背景があったことすら忘れてしまっていた事にびっくりするけれど、これは天地創造の時を描いたとも言われている。 ニューヨークの認識も、本当に住んでいらっしゃったんだなと思わせてくれる。海外でどう受けるか、を感がているアーティストが多いが、ニューヨークでは、ニューヨークという街自体が世界。人種とか国籍とか、そういうものを超えた何かを見ている。音楽も、このアーティストと5メートルのところにいたのか、と自信もびっくりするような距離感でライブを聞いていたし、エネルギーに満ち溢れていた。アートシーンは、そういう才能を常に探し見出している。 絵画が生み出すものは、普遍的な何か。この対話を楽しめるかどうかは、自分によっている。
モネに関する評論は、もっと早く知りたかった、と思わせるほど、真に迫っています。 他にも、美術の本質について、論じられており、飽きない本です。
読んでみたら内容に覚えがあって、この本が出版されて買った頃に読んだ再読だと気づいた。読んだ事を忘れていたのです。 当時は911の同時多発テロ後の時期。長い景気低迷の中にいて世界も日本も自分も混乱していた中にいて必死に生きていたと思う。そんな中でアートを心の支えにしていたなぁ、と思いだした。 図らずと...続きを読むも再読した今、コロナ禍の真っ只中にあってアートの力、必要性がまたもや叫ばれる時代の中にいる。テロ後の千住さんの『美』に対する考え、思いは今の時代、今の私にとって同様に響くものだった。 まさに『美は時を超える』のですね。
少々とっつきにくい内容に感じました。 美と死生観の項目は興味深いです。 もっと知識がついたころに読み返したい。
「毎日とにかくアトリエにいくこと」「一生のモチーフと出会う準備をしておくこと」が画家の義務という内容だったと記憶している。
「絵を描く悦び」よりちょっと私論に走りがちかな、と思わないでもないけれど、それがこの本のカラーなんでしょうな。原始美術の話に興味津々。
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美は時を超える~千住博の美術の授業2~
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