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Posted by ブクログ 2016年10月15日
終盤。ピサ、飢餓の塔における、ウゴリーノ伯とその子、孫らが閉じ込められた実話。絶望感。カニバリズム的表現。
「父よ、どうして助けてくれないのか」という、子の絶命の声。これは新約聖書の「主よ、我を見捨て給ひしか(主の元へ召されることの確約?)」に似せられている。
作者ダンテが追放された時、ダンテとその...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月14日
む、難しい…。一時流行った「地獄」だったかの絵本みたいな感じ?には楽しめた。地下に行くほど寒そうなのが印象的。マグマじゃなくて太陽が大きな存在だったのかなぁ。
歴史に疎くてピンと来なかったのが大きい。でも当時の人たちは「あーあいつが8つめの地獄ね。ざまー!」みたいな感じで読んだのかしら…とか思ったけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月22日
イタリア古典文学の最高峰
作者ダンテが自分を主人公に描いた夢物語小説
1265年フレンツェに生まれたダンテは9歳の時にであったベアトリーチェに恋し、その愛が彼の創作活動の源となった。
彼はわざわざ市民たちが読みやすい口語体のイタリア語で『神曲』を13年かけて書き上げた。完成直後に亡命先のラヴェ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月11日
「人の命の道の半ば
正しい道を踏み迷い
はたと気付くと 闇黒の森の中」
気付くと深い森に迷い込んでいたダンテは、そこに住まう獰猛な野獣に囲まれ危殆に瀕します。
しかし突如現れた詩人ウェルギリウスの助けでその場を切り抜け、代わりに地獄への道に足を踏み出すことになります。
「・・・我...続きを読む
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