ベンヤミンの生涯

ベンヤミンの生涯

1,430円 (税込)

7pt

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危機の時代にあって批判的姿勢を貫き、1940年、自殺と思われる死にいたる。歴史にあらがい、歴史を逆なでした20世紀屈指の批評家、その生と死、その完結せざる生と死を、<ここ-いま>に呼び起こす。

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ベンヤミンの生涯 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    感無量。
    翻訳者である野村修先生による、愛情と熱意のこもったベンヤミン思想の遍歴を中心に探訪していく良著。
    現実を絶え間なく見つめるベンヤミンの思考の記述は、確かにフーコーやドゥルーズのフランス思想家に受け継がれていく。
    ポルボウでの絶望を乗り越えて欲しかった…。そしてその後の時代を、彼自身の類まれ

    0
    2024年01月21日

    Posted by ブクログ

    パウル・クレーに「新しい天使」という絵がある。
    長い間ヴァルター・ベンヤミンの手元にその絵はあって、彼のインスピレーションを生んだ。
    ベンヤミンはナチス・ドイツに追われて自殺した思想家。
    彼を知ったのは、スーザン・ソンタグの本から。「土星の徴のもとに」。土星はメランコリーの象徴。おそらくこの文

    0
    2011年07月16日

    Posted by ブクログ

    ベンヤミンの生涯を、彼の天使像を軸に据えつつ思想史的に構成した評伝。ベンヤミンの歴史を知る上では、三島憲一『ベンヤミン』と並び重要な著作。

    0
    2011年02月05日

ベンヤミンの生涯 の詳細情報

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