戦後日本、中野重治という良心

戦後日本、中野重治という良心

924円 (税込)

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中野重治が亡くなって三十年が過ぎた。「中野が生きていたら、何と言っただろう」さまざまな出来事が起きるたびに、多くの人がそう思う。戦後も六十年以上を経過し、戦後民主主義も反戦平和も大きな変質を余儀なくされている現在、改めて中野の声に耳をかたむけたい。中野重治は戦後の日本をどのように生きたか。その作品をたどることにより、戦後日本を問い直す。

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戦後日本、中野重治という良心 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     戦後の芸術運動、文学活動まで丁寧に描かれている労作だと思うが、中野重治の山場は、やはり転向をめぐる態度という1940年代の姿と作品なんだということを、改めて感じた。政治による文学の価値づけという、今となっては古色蒼然たる芸術論をめぐるあたりは、ただただ、もういいという感じだった。
     それにしても「

    0
    2019年04月03日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    中野重治が亡くなって三十年が過ぎた。
    「中野が生きていたら、何と言っただろう」さまざまな出来事が起きるたびに、多くの人がそう思う。
    戦後も六十年以上を経過し、戦後民主主義も反戦平和も大きな変質を余儀なくされている現在、改めて中野の声に耳をかたむけたい。
    中野重治は戦後の日本をどのように

    0
    2011年05月29日

    Posted by ブクログ

    常に自分のなかに「毒」を持ち続けていた中野重治。
    中野の著作に直接あたって読むと感じるところはもっと多かったかも。
    著者のひたすら中野を称える姿勢が少し気になった。

    0
    2009年10月23日

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