おとなが育つ条件 発達心理学から考える

おとなが育つ条件 発達心理学から考える

836円 (税込)

4pt

激しい社会変動に追いつけず、立ち往生している――そんな、日本の「おとな」の特徴は、社会が変わっているのに旧態依然たる「あるべき」姿に縛られたところにある。いかにそこから脱するか。高齢化時代を自分らしく生き抜くために、何を考えればいいのか。好評を博した『子どもが育つ条件』のおとな版。

...続きを読む

おとなが育つ条件 発達心理学から考える のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年08月19日

    著者の「子供が育つ条件」を読み、ハッと気づかされることが多かったので、続編的なこちらも読みました。男の人は読んでいると、普段の自分を省みて、いかに妻のことを理解していないか、いかに自分本意であったかを痛感します。。
    家族とは、家事とは、誰のためにあるかなど、普段当たり前になっていることを考えるきっか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月23日

    とても興味深く読んだ。親になることと親をすることの違い。育児=育自などの著者の言葉が胸に残った。最も興味をひかれたのは幸福感の見解。かつて「男はしごと、女は家庭」という性別分業かなされていたが、社会の変化によりその意味は失った。現代において重要なのは仕事と家庭のワークライフバランスである。育児不安が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月08日

    おとなも発達する、というか能力に偏りがでてくるという主張。日本でのおとなの発達課題をアイデンティティやジェンダーというキーワードから紐解く。夫は幸せ妻は不満という典型的な家庭が熟年離婚となるには、コミュニケーションの方法やコミュニティの広げ方に問題があった。今後は「働く母」とか「イクメン」とか言って...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年09月09日

    大人の心理の分析が的確です。ジェンダーの立場からの指摘も今考えてみると本当にそうだと思って反省もしました。もっともっと社会から変えていかないとね。

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月10日

    社会化による人の発達が現実社会を生きるために不都合が出て来ている。旧来の価値観に基づいた社会化に身を委ねるのではなく、自分でこれからのあるべき姿を模索し、それに向けて力を注ぐことが大事である。と解釈しました。そうすると今の学校教育でいいのかなと考えさせられた。もっと自分で考え自分で行動する人を育てる...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月12日

    家族関係に問題を抱えている時に出会った。
    日本と諸外国との比較や、日本の社会性からの家庭環境の考察がされていて印象的であった。

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月24日

    タイトルからはもう少し科学的な内容で、人間という生物の成り立ち方、育ち方、かと思ったが
    あにはからんや。日本社会の持つ歴史や文化を、古き悪しきものと考えて引っ張られすぎているかなあ、という印象を強く持った。いわゆる濡れ落ち葉的退職後のオッサンの話やら、家族を顧みない過労死の話やら。これは、「日本のジ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年09月18日

    自分がアンドロジニー型であることがわかった。
    「選択縁」というのは上野千鶴子の書籍で知った覚えがある。
    自分が成長し発達するために両性具有的でなければならず、自ら選び取った「縁」の中で生きなければならないのでしょう。
    発達心理学とあったので、発達障害の本かなぁ・・・と思ったのですが、もっぱら「自分の...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年09月23日

    おとなの発達障害というのが話題になっていて、ふと手にとってみた本。学力よりも実務能力が「賢さ」の指標。

    大人の未発達の原因を、基本的に家族における性役割に求めている。すなわちジェンダー論からの指摘のため、家事分担や育児に関わらない夫は妻の重荷になる「大きいだけの子ども」「退職後のネットワークがない...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年08月18日

    寿命が延びたことで、子育て以降の人生が長くなった。それを有意義に過ごすためのヒントが書かれた本。

    ケアの提供者が女性に偏っている状態が現代社会の構造で続くと、ひずみがどんどん大きくなる。
    男性もケアの提供を担うことで、ケアを与える側のことも学ぶことができて、それはさらなる成長になる。
    これまで男性...続きを読む

    0

おとなが育つ条件 発達心理学から考える の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

柏木惠子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す