あれがいいこれがいい

いがわうみこ

新人にして奇才・いがわうみこが綴るじれったい低体温ラブ

「ぐるぐるしてどーしようもねーからごめん言わせて」

担任の女教師で幼なじみのスイに恋している男子高生・アマノ。
しかし、告白にも大人ぶった揺さぶりにも彼女は動じてくれない──。

スイとアマノを中心に9人それぞれの視点で語られる、
じわじわと熱たかまる9編の珠玉連作集。

あれこれ悩んでも、ただただ春を待つのみ。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: 祥伝社
• 掲載誌・レーベル: FEEL COMICS
• ページ数: 186ページ
• 電子版発売日: 2013年12月09日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 73MB

[masa · ★★★★★]

これ好き！

絵柄が割と好き、それからストーリーもいい！読み終わったら恋したくなるようなマンガ。ギャルっぽいキャラっていうとこも好き！笑

[ブクログ · ★★★★★]

最近読んだ漫画の中で一番面白かった。
ギャグのテンションも好きだし、絵柄もシンプルで見やすいし内容の叙情性？も重たすぎず軽すぎずで
高いから簡単に人に勧めたりできないけど、とにかくこの著者の２冊目が早く出ますように。

[ブクログ · ★★★★★]

帯の「ヤマシタトモコが萌えた」って文句に惹かれ、三分ほど迷ってから購入
最初は絵がくどくて、ちょっと苦手意識があったものの、読み終わった後は悪い気分ではなかった
リアル・・・いや、妙に生々しい内容は、男の読み手にとっては好き好きが分かれるが、私は嫌いじゃない。むしろ、染み込んできやすかった
コレと言って感情移入できるキャラもいなかったが、特別、毛嫌いしたくなるキャラがいなかったのも、私的には嬉しい話
ラストが後腐れなく纏まっているのも、ポイントは高い
ヤマシタセンセイが萌えた理由が、ちょっとだけ判ったかも？

[ブクログ · ★★★★★]

この空気感、どんぴしゃだった。
連載中に、偶然一編だけ読んでた。
そのときは何とも思わなかったけれど、9編揃えて読むと、何とも言えない男女のぐずぐず感がたまらんかった。シシドくん格好いーい。
そして、考えてないようで、ふらっとにちゃんと考えてるぷりんちゃんが好き。

流れるように、物語では2年の時が過ぎる。それも無理なく展開している。新人さんとのことで、これからも期待！
今月のフィーヤンで始まる新連載も楽しみ。

[カラり · ★★★★☆]

連作

短いエピソードでつなげて大きなストーリーになるタイプの話。
この当時の高校生って感じのメイクがいいわーｗ
あと小ネタ面白いｗ
教師と生徒、幼なじみという属性なのにそんなのどっかいっちゃうのが面白いｗ

[ブクログ · ★★★★☆]

スイちゃんと友達の話がとても好きでした。
友達の気持ち分かるなあ、色んな汚い気持ちも含めて愛しい同性っているよね。
キャラはぷりんがとても良き。アンナも昆虫眼を除けばいじらしい。

[ブクログ · ★★★★☆]

なんだろう？この作者の描くマイルドヤンキーにはすごくリアリティがある…。ファッションとか、アホな会話とか。学校では殆ど交流のなかった人種だけど、毎日楽しそうにしてたなぁ。
お堅い臨時教諭だったスイさんがだんだん可愛らしく乙女になってくるのが素敵でした。
少しひねった感じの『さよならまたこんど』よりも素直なハッピーエンドのこの作品の方が好きです。

[ブクログ · ★★★★☆]

色んな人たちの視点で描かれつつも時間が進んでいきます。青春と人の黒い部分が描かれていて面白かった。
いがわうみこさんの他の作品を読むキッカケになりました。

[ブクログ · ★★★★☆]

高校の担任かつご近所さんのスイちゃんに片思いをするアマノ。ふたりの恋の行く末と、それを取り巻くいくつかの恋の話。

トーンが低体温で好みのマンガでした。
高校時代の文化がちょっとヤンキーっぽいのも萌え。笑

[ブクログ · ★★★★☆]

ひとつの「恋」のお話にはじまって、
それに関わる人々の暮らしと視点をぐるりとひとめぐり。
それぞれの想いがあって生き方があって、
ものごとは一つではないんだなぁ、
一人ひとりそれぞれが主人公なんだなぁと感じます。

個人的には『虹の娘』より好きだった。