黄金幻魚

黄金幻魚

1,672円 (税込)

8pt

3.2

三陸海岸の港町の漁師・神林優作は船のメンテナンスで休漁中に、中学三年生の息子悠太が同級生を殴ったと学校から呼び出される。母親不在のうえ仕事柄あまり口を利かなくなった息子は、殴った理由を話そうともせず、毛鉤釣りをやりたいという。息子の釣りの師匠は、小山内未帆という妙齢の美女だった。息子との交流を求め優作も弟子入りするのだが、いつのまにやら“幻の大物”を釣り上げる「ひと夏の冒険」が始まっていた。

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黄金幻魚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年05月23日

    父子家庭の父子と彼らに関わる女性の再生と成長の物語にライトなミステリをちょい足ししてみました、みたいな。ただ、幽霊船のエピソードはよかったけど、本筋のはずのフィッシャーマンのエピソードが余計に感じたのは残念。

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    Posted by ブクログ 2016年11月02日

    妻を亡くしてしまって、子育てがいま一つ分からない三陸沖で漁師をしている父親・優作と中学3年の息子・悠太。毎日のように川釣りをしている、小山内未帆という影のある女性。彼女を師匠とし、幻の魚をめざして3人は奮闘するが。。。
    ミステリーなのか、冒険小説なのか、釣り小説なのか?いま一つ焦点がぼけてしまってい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月01日

     著者は10年前『滅びのモノクローム』で江戸川乱歩賞受賞デビューを果たし、“釣りミステリー”のジャンルを確立させた。
     本作品でも、豪快オヤジ、グレかけた息子、謎の美女、フライフィッシィング、埋蔵金伝説など、エンタテイメント要素が詰まってます。冒険ヒューマン釣りミステリーとして楽しめました。

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月21日

    ある東北の港町が舞台で東京から別れた男を追って流れ着いた女川釣り師と地元の漁師親子の微妙な関係の話し。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月23日

    02年の乱歩賞作家なんですね。今作はミステリ色は
    ほとんどなく、どちらかというと大人になりきれない
    大人の青春小説...という雰囲気です。中3の息子と
    本気で喧嘩をするような父親「優作」の一夏の
    青春...という感じの作品。
    漁師でありながらも、フライフィッシングを覚え、
    その師匠である謎の女性に恋...続きを読む

    0

黄金幻魚 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    258ページ
  • 電子版発売日
    2013年11月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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