弔鐘はるかなり

弔鐘はるかなり

550円 (税込)

2pt

3.3

高崎隆之介が横浜(ハマ)に戻ってきた。4年前の不可解な事件で刑事の職を追われた梶礼二郎。その事件の鍵を握るのが高崎だ。高崎を追う梶……。警察と覚醒剤をめぐっての暴力団同士の抗争が複雑に絡みあう。限りない硝煙と血の匂いの中、梶の復讐が始まった。ハードボイルド小説の担い手、北方謙三のデビュー作。

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弔鐘はるかなり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    男臭い一室から始まる第一章半頁。比較的短い文節と無駄のない精緻な描写。続く二頁足らずで一気に読者を因縁含みの物語に深く引き込んでしまう本作がデビュー作だというのには、余りにも完成度が高く驚かされます。円熟の北方作品「楊家将」「水滸伝」も是非!

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月12日

    北方謙三デビュー作。元刑事が因縁のある事件をおう。横浜、港、安いホテルの一室、キャバレー。
    両切りのポールモール。、ヤクザ、覚醒剤。
    文字が映像のように鮮烈な印象を持って浮かび上がる。引き込まれる展開。
    素晴らしい

    0

    Posted by ブクログ 2012年04月27日

    幅広い作品を残している北方謙三のハードボイルド小説第一作にして、ハードボイルドの新たなスタイルを確立した作品。主人公の徹底した男の生き様が描かれている。プロットが込み入っておりややわかりづらい気がしますが、何者からも縛られず、自分のこだわりを貫き通すタフガイはシブすぎ、いい味を出しています。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年05月07日

    なかなか血生臭く迫力のある作品でした。

    デビュー作品だけあって、繊細な鋭さではなく、とても力強い荒々しさを感じました。

    しかし、この北方謙三の作品にしかない世界観は流石で、一度読み出すとページをずっとめくってしまいます。テンポもかなり良く読みやすく
    特に拷問のシーンはかなり生々しくそれがまた作品...続きを読む

    0

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