逃がれの街

逃がれの街

550円 (税込)

2pt

4.5

愛する女・牧子のために暴力団員2人を殺した。生々しい感触が今も幸二の掌に残っている。自分の行為に対して言い訳などなかった。終わってしまったことからは何もはじまらない……。警察と暴力団の双方が追ってくる。逃げるだけだ。公園で知り合った幼いヒロシを唯一の友に、幸二は今、“逃がれの街”を求めて雪の軽井沢へ……。

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逃がれの街 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年11月15日

    主人公は不器用だけれど、何か芯が通っていて、その心の機微にヒヤヒヤしながらおもしろく読みました。なんでこんなに上手くいかないんだろう?って感じがもどかしいながら、おもしろかったです。

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    Posted by ブクログ 2009年11月03日

    遅ればせながら、北方謙三を始めて読んだ。面白い。大沢在昌とはまた違った、世界観。理屈では推し測れない、息吹が全編に漂う。話自体は暗く、破滅的ではあるが、少年との魂の触れ合いが涙を誘う。しばらくはまりそうだ。名作との評判に納得。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    北方謙三とであった記念碑的一冊。不意にやってくる理不尽な状況。主人公は流されるのか、自分の意思で走るのか。
    ラストまで一気に読むのだ。

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    Posted by ブクログ 2015年09月21日

    かつて夢枕獏が読んだ歌に「立てば立松、座れば椎名、歩く姿は北方謙三」というものがあります。
    全くもって意味不明なのですがとても印象深く頭の中にこびりついて離れないのです。
    彼はその存在感からしてステロタイプのハードボイルダー(造語)。マセラッティを乗り回し葉巻をくわえる。
    そのディフォルメされた姿が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年07月27日

    泣ける....。

    ひとつの間違いから、
    ドンドン悪いほうに転落していく様は
    読んでいて辛すぎる。

    しかも主人公がいいヤツだから、
    早く逃げてーと思うことしきり。
    最後くらいはもちっと幸せに終わらせてほしかった....。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    【本】北方のおとっつあんの初期作品でつ。  もちろんハードボイルド小説でつが、北方作品の入門編として入りやすい作品でないかと。  

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