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本書は、ビジネスパーソンにとって、これからの時代のもっとも重要な知的ウェポンとなるクリエイティビティを磨くための発想力、アイデアを生み出すためのフレームークを提供するものである。
ロジカルシンキングや地頭力はもちろん重要だ。しかしそうした「左脳型発想術」だけでは、改善はできても大きな成果は望めない。八方ふさがり状態であってもブレイクスルーを起こし、大成功を引き寄せるには、前例や従来の固定観念をくつがえす「右脳型発想術=第六感発想術」が必要だ。
従来のアイデア生成の本は広告関連など元々クリエイティブな仕事をしている人向けが多数だった。そのため、アイデアづくりが日常業務となる専門職以外の読者にとっては、もっと短時間で実務に使えるアイデア発想方法が切望されてきた。
本書は、一般のビジネスマンやOL、経営者や勉強に熱心な読者に対して、フレームワークを駆使した「短時間」で「最大の成果」を生むためのアイデア作成方法を解説する。
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Posted by ブクログ
アイデアのレベルは4段階ある
レベル1 とるに足らないアイデア
レベル2 補欠のアイデア
レベル3 カイゼンのアイデア
レベル4 イノベーションのアイデア
ブルーオーシャン戦略に見るイノベーションのアイデア
競合相手にはない圧倒的な差別化
買い手に対して未だかつてない価値を提供すること
差別化と低コスト化の両輪を回すこと=バリューイノベーション
デメリットのあるところにこそ、ビジネスチャンスがある
できない理由を考える前に、できる方法を考えてくれ(リコー創業者 市村清)
創造性を妨げる5つの要因
①機能的固着
②同調傾向
③権威主義的雰囲気
④ゆとりのなさ
⑤与えすぎ
いきなり面白いと思う出だしから書いてしまう。別に構成とか、エンディングとか考えずに(鈴木光司「リング」)
ミクロに、より具体的に落とし込んでいった方がアイデアは生まれやすい
四則演算の発想フレームワーク
①問題が発生
②割り算をする 問題分析による正しい把握
問題を分解し、整理する。新事実を発見するまで
5W2Hによるバラバラ化
問題点を探し当てれば、問題の半分は解決したようなもの
③足し算、引き算をする 各要素に対して現状改善を行うプロセス
足し算=価値を高めるために、増やしたいもの、増やす手段を考える
引き算=価値を高めるために、減らしたいもの、減らす手段を考える
ポジティブファクターが増えるか、ネガティブファクターが減ることによって、大きくモノやサービスの価値が向上すれば、人が行動を起こす大きなトリガーになる
ポジティブ付加より、ネガティブ除去のほうが「印象に残り、記憶に定着しやすい」
ネガティブとポジティブは合わせ鏡
鏡のアイデア=一つのアイデアでポジティブファクターを増やし、ネガティブファクターを減らすもの
足し算、引き算を同時に行うことで、対立するものを同時解消
④かけ算をする いきなり理想を追求するプロセス(後から表現手段を考える)
かけ算=異質なものとのコラボレーションにより、いきなり理想の形をイメージする
異質なものとのコラボを成功させる7つのアプローチ
①異なる世界 自然界や物語中に類似の状況はない?
②異なる業界 異業種で同じような問題はない?
③異なる視点 ほかの人の視点を通してみると問題はどう映るか
④異なるテーマ マトリックス法で面白いコンセプトを生み出す
ex. 「花月園」鉄道オタクのための旅館
⑤異なる評価軸
ex. 裸足の原住民に靴を売る
⑥異なるエリア 異なる場所ではどうか?
⑦異なる質問
どうやったら空間を広くできるだろうか→どうやったら狭い空間を広く見せることができるだろうか
⑤アイデアの生成、蓄積、フィルタリング
思いついたアイデアを、もれなく記録し、実現性と期待効果のレベルによって分類する
アナロジー
NM法
①対象となる課題を設定する
②ステップ1から課題を表現するキーワードを決める
③ステップ2からアナロジーを発想する
④ステップ3の背景となる要素や構造、働きなどを探る
⑤ステップ4と対象課題を結びつけてアイデアを発想する
⑥生まれたアイデアを絞り込む、あるいはつなげて、一つの解決策とする
オズボーンのチェックリスト
①転用 そのままで、あるいは多少改良して、ほかに使い道がないか
②応用 ほかからアイデアが借りられないか
③変更 変えてみたらどうか
④拡大 大きくしてみたら、あるいは増やすとどうか
⑤縮小 小さくしてみたらどうか? あるいは省略してみたら
⑥代用 ほかのもので代用できないか
⑦置換 入れ替えてみたらどうか?
⑧逆転 逆にしてみたらどうか?
⑨統合 組み合わせてみたらどうか?
ださく似たオチ
だいよう
さかさま
くみあわせ
にたもの
他の用途
おおきく
ちいさく
連想の4原則 アリストテレス
①接近 これは誰のものか、これの近くに何があるか
②類似 似ているもの
③対照 反対
④因果
人間の知覚は、印象(impression)と観念(idea)の2種類しかなく、観念同士が結びついて「知識」になる。観念が観念を呼ぶ、いわゆる「連想」には「類似」「時空的近接」に加えて「因果関係」がある
(ヒューム 原因・結果の法則 「人間本性論」)
Posted by ブクログ
■フレームワーク
?自分が世界を変えられると、本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えている(スティーブ・ジョブズ)
? 1、創造性を妨げる5つの要因を取り除く(機能的固着、同調傾向、権威主義、ゆとりのなさ、与えすぎ) 2、アイデアが降臨し、成功するイメージを描く 3、問題意識を人一倍強く持つと、「見える」から「見る」に変わる。 4、アイデア工場の操業プロセスを理解する。 5、アイデア生成のフレームワークを身につける 6、インプット情報は多様性が重要、異物混入を奨励せよ 7、アイデアを連鎖する、小さいアイデアをたくさん生もう
?メモ「嶋浩一郎のアイデアのつくり方」 「きっと「イエス」と言ってもらえる」 「新編 創造力事典」
Posted by ブクログ
何か新しいアイディアを発想しなきゃならないけどどうしたら良いものか、と悩んだときに手に取ると役立ちそうな1冊。これまで様々な人が考えてきたアイディア発想法について整理して紹介されてます。本書で手法を詳しく説明するというより、それぞの手法についてお薦めする書籍が掲載されており、書評のような1冊です。著者の興味は、主に経営に関することなので、具体的な例はマーケティングだとか経営などビジネスに関する内容が多いですが、プレゼンテーションのコツついてなどにも触れられ、マインドマップ、KJ法、ブレーンストーミングなどなど、一般的なアイディア発想法なども網羅されているので、大学でPBLのような授業の面倒を見るときにも便利かもしれない。
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