無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2018年11月12日
人間の判断過程・推論の仕方がどのようなものであるか、を描いた本書。
私たちの推論やものの考え方というのが、統計学や確率論、論理学などに忠実かというと、そうではない(そうではないからこその、この一冊の本なのですね)。
それどころか、人間の推論の仕方は、-この本ではいくつかの実験結果が紹介されてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月18日
数学を学ぶと必ず通る道には確率がある。高校や大学で。数学好きな僕だから、確率は面白かった、でも少しだけ苦手だった。その少しだけの理由が、この本の中あった。確率のなかに潜む心理。心の中で隠れて動く統計。それを少々難しく、でもできるだけわかりやすく、そしてちょっと楽しく教えてもらった。認知心理学とかなに...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月26日
「結果に賛成だと、推論過程も正しいと思ってしまう」
「その行為が無意味である(つまり新しい情報をもたらさない)とき、仮説の確かさは当然ながら高まらない」
シェマ フレームによる知識表層 スクリプト ボトムアップ
面白さを「ドラえもん」という漫画に帰する為に必要な条件
一貫性 テレビでも、映画...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月15日
われわれのおこなっている推論にかんする認知的なエラーやバイアスについて、さまざまな実験などの事例を引きながら解説している本です。
ベイズの定理にかんする認知的な錯誤を解消するために、ルーレットで表わされる同型図式を用いて説明する箇所は非常にわかりやすいと感じました。ほかにも、認知や行動を改善するた...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月04日
臨床推論を勉強するにあたり、認知心理学に興味を持ち手に取った。
人がどのように考えて推論しているのか、どういうクセがあるのか。
人間はさまざまな状況と能力的な制約の中で、
「だいたいにおいて」うまくやっていくための思考のしかたをとる。のだと。なるほど。
この領域を、より掘り下げて学んでみたくなりまし...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月08日
「『人間はもともと日常生活では合理的で賢いものだ』という人間観に対する、私の部分的な反論」と言うとおり、人間の考えると言う行為が当てにならないことも往々にしてあることを説明している。内容としては、『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』や『人間この信じやすきもの』と共通している。ただ 、『経済...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。