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ローマ、テーヴェレ河畔に威容を誇るカステル・サンタンジェロ(聖天使城)は、紀元2世紀に皇帝ハドリアヌス自らの陵墓として築かれて以来、数々の歴史的事件に立ち会ってきた。本書はハドリアヌス帝、大教皇グレゴリウス、ロレンツォ・デ・メディチ、画家カラヴァッジョら8人をとおして、古代ローマ帝国の最盛期からバロック文化が咲き誇った17世紀までの1500年を描く、もうひとつの「歴史=物語」である。
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Posted by ブクログ
古代ローマから17世紀まで前作と同様時代ごとに人物をピックアップして語られるイタリアの歴史物語です。 今回の舞台はローマの聖天使城(カステル・サンタンジェロ)です。超イタリア行きたい。 前作『物語 イタリアの歴史(1)』も良作でしたが、これも凄く良い本でした。 読みやすい文章と程よい情報量で歴史が...続きを読む苦手でも飽きずに最後まで読めます。 もちろん(1)から読むのがお勧めですが、これ一冊でも十分興味深くて面白いです。 (1)に比べて今回取り上げられている人たちはあまりメジャーではない人が多かったのも良かった。 カラヴァッジョについては実はこの本を読むまで知らなかったのですが、読後にテレビで取り上げられているの を何度か見て思わずにやりとしました。 オススメ!!
まさに「物語」。現在の歴史的理解とは異なる部分もあるが、読み物として面白い。サンタンジェロの歴史を知らず、ただ観光して景色の良さを楽しんでいたが、今後は違う。古代ローマより、この永遠の都の歴史を見続けてきたのだと思うと、その歴史的重みが違う。
1991年の『物語イタリアの歴史』に比べ、単純化・図式化してるような気がしたが、元々第2弾として書かれたものではなく、別媒体に連載していたエッセイを著者没後『Ⅱ』として出したものだとか。きっと本人が健在なら、本にまとめる時点でいろいろ練り直したことだろう。 また、前作に比べローマに偏っていると思った...続きを読むが、それも元来違うものをまとめたためという事情によるようだ。 この本が編まれるに至った経緯を述べた武谷なおみのあとがきが、故人への尊敬の念にあふれていてよい感じ。 ハドリアヌスとかグレゴリウス1世とか、エネルギーも能力も常人の何倍も持ってる人なんだなーと思った。 ダンテに地獄に落とされたボニファティウス8世、教皇でありながら「イエスもただの人なのじゃ。しかも自分の身さえ救えなかっただめな人なのじゃ。そんな男が、どうしてお前を助けてくれようぞ」と言っていたとは、なんて面白いヤツなんだ!
[ 内容 ] ローマ、テーヴェレ河畔に威容を誇るカステル・サンタンジェロ(聖天使城)は、紀元二世紀に皇帝ハドリアヌス自らの陵墓として築かれて以来、数々の歴史的事件に立ち会ってきた。 本書はハドリアヌス帝、大教皇グレゴリウス、ロレンツオ・デ・メディチ、画家カラヴァッジョら八人をとおして、古代ローマ帝国...続きを読むの最盛期からバロック文化が咲き誇った十七世紀までの千五百年を描く、もうひとつの「歴史=物語」である。 [ 目次 ] 第1話 皇帝ハドリアヌスの物語 第2話 大教皇グレゴリウスの物語 第3話 マローツィア夫人とその息子たちの物語 第4話 異端者アルナルドの物語 第5話 教皇ボニファティウス八世の物語 第6話 ロレンツィオ・デ・メディチの物語 第7話 航海者コロンボの物語 第8話 画家カラヴァッジョの物語 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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