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Posted by ブクログ 2023年02月12日
昨年の年末に、111108のレビューを読んで購入した。読みごたえがあって何度も読んだ。
一番印象に残ったのは、5552もレビューで書いていた「オートマティック」な感じになるのはだめというものだ。慣用句的な表現といっていいかもしれない。慣用句的な、みんなが使いそうな表現を使うと、オリジナリティが希薄...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月05日
「何かをみつけるの何かって、いったいなんだ。これだというものって、いったいどれだ。今すぐにそれをやり始めて、世界と自分を決定的に変えられるような何かはどこに隠れているんだろう。
経験的に私が示せる答えがひとつある。それは短歌を作ってみることだ。案外そんなところに、「何か」は隠れているものではないか。...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月27日
来月短歌入門教室に通う予定で予習のつもりで読んだ。
今すぐ歌人になりたいあなたのためにとあるのに、解説の方が、初心者向けじゃないですって。
ほんと、そうです。
メールレッスンはとても楽しそう。
批評会のお知らせは行きたくなっちゃう。
十二か月の歌はとても素敵。
覚書
短歌は写真みたいなもの 一種の...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月22日
卵産む海亀の背に飛び乗って手榴弾のピン抜けば朝焼け 穂村弘
白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ 若山牧水
その川の赤や青その川の既視感そのことを考えていて死にそこなった 早坂類
うつくしい午前五時半ころころと小石のように散歩をします 〃
さみだれにみだるるみどり原子力発電所は首都...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月05日
不安や衝動を歌にして爆弾とするための、方法ときっかけの話。
方法のところは多彩な歌人の作とともに熱心な解説がよめて初心者にもやさしい。
きっかけの話となる「終章 世界を覆す呪文を求めて」が一番印象的だった。人は何か熱狂的になるものを探して、そうと気付かずはまり込んで行くものなのかもしれない。いや、そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月18日
タイトルと著者からどれだけラジカルなお話かと期待するが、なんと本当に歌人になりたい人へのレクチャーなのである。しかしやはり、なぜ爆弾が欲しいのか、扉を吹き飛ばす呪文が欲しかったのだ、という原動力が描かれていて、そこにとても惹かれるのです。製造法、設置法、導火線、構造図と、爆弾のように描かれている。ど...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月18日
短歌の入門書のようでいて、けっこう難しいところまで踏み込んでいます。歌の読み込みや歴史的な説明など中盤は私には難解過ぎましたが、「これいいなあ」と思う歌にたくさん触れることができたのは嬉しかったです。
私が短歌を作ってみる起爆剤になってくれたわけで、やはり名著と呼ぶべきなのでしょう。これから「爆弾」...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月25日
穂村弘(1962年~)氏は、札幌市生まれ、上智大学文学部卒、1986年に連作「シンジケート」で角川短歌賞次席(同年の受賞作は俵万智の『サラダ記念日』)、1990年代には加藤治郎、荻原裕幸等とともに「ニューウェーブ短歌」運動を推進した、現代短歌を代表する歌人の一人。エッセイスト、絵本の翻訳家等としても...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月05日
短歌の書き方詠み方のヒントだけでなく、選評会や朗読会の様子や、結社と同人の違いなど、素人には知れない場面でのやりとりが分かり面白い。(しかし自分の読みが浅すぎ、プロが良いという歌がなぜ良いのか分からない…。)歌人を目指す人には実践で役立ちそうだと思った。短歌の構造を紐解く項では、歌人には「入力型」と...続きを読む
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