スターリンの対日情報工作

スターリンの対日情報工作

858円 (税込)

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日独防共協定の内容を締結前から完全に把握していたクリヴィツキー、東京を基点に強大な情報網を築き上げたゾルゲ、そして、一九四一年六月に始まった独ソ戦以後の日本の動きについて、核心に迫る情報をモスクワに流していた日本人スパイ「エコノミスト」。スターリン体制下におけるソ連の対日情報工作の多面的な実相を描く。

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スターリンの対日情報工作 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ◆その1 (11月11日記述)◆
    「クリヴィツキー」という名前を見たらほおっておけないのが、逢坂剛症候群というか、逢坂剛ファンというか、そう、彼はその名もずばり『クリヴィツキー症候群』(1990年)という小説で、私たちの脳裏に旧ソ連のスパイのウオルター・ゲルマノヴィッチ・クリヴィツキーこと本名サミュ

    0
    2011年08月03日

    Posted by ブクログ

    ●:引用
    ●スターリンの対日工作をめぐっては、ゾルゲの諜報活動がもっともよく知られていて、厖大な研究が積み重ねられている。しかし、スターリンの側では、特に1941年6月の独ソ開戦直後に、日本がソ連への武力攻撃に踏み切るかどうかを判断するに際して、ゾルゲの情報だけに全面的に依存していたとは考えられない

    0
    2015年12月08日

    Posted by ブクログ

     ゾルゲ、クリヴィツキなどのソ連の対日情報工作を分析し、スターリンの対日政策にそれが如何に影響したかを検証する。
     ゾルゲに対するスターリンの評価の低さというのに意外さとその背景を読んだとき妙な納得を覚えた。
     また、ソヴィエトが欲しかった情報とはなにかという指摘は、示唆的だった。

    0
    2010年12月16日

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