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Posted by ブクログ
またもや山口周氏にしてやられる。
イノベーションを実現したけりゃ、組織とリーダーシップを見直せ。自分を新たにする=イノベーションなのだ、と。
以下、ヒットした所から抜粋。ニーチェがゴイゴイスー。
:
日本企業の組織診断を行なっていると「自分には権限がないので」ということをよく口にする管理職がいるのですが、ではその人は権限を手に入れたら何かを始めるのでしょうか?僕はそうは思いません。今日、自分の判断で動き出さない人は、明日、権力を手に入れたとしてもやはり動き出さないでしょう。
経営においては「合理的な解は、そもそも合理的な解になり得ない」というパラドックスを持っているということをよく再確認しておいたほうがいいでしょう。合理的というのは論理的に正しいということですが、論理的に正しいことを追い求めれば解は必ず他者と同じになり、しかもスピードは遅くなります。ところが戦略というのは本質的に差別化とスピードを求めますから、ここには二重のパラドックスが発生することになります。
リーダーとは、フォロワーの人生をどのような企てに投下するかを意思決定する「権限と責任」を持っている人たちのことです。そのような立場にあるリーダーが、フォロワーの心を鼓舞できるような「where」を示さないまま、いたずらにフォロワーの人生を組織の延命のために浪費しているとすれば、それはほとんど犯罪ですらあると筆者は思っています。
「where」を提示できないのは、自分たちが行なっている営みの価値を突き詰めて考えられていない、何を実現したいのかについて浅いレベルの思考しかしていない、から。
ニーチェ:権力への意志
ニヒリズムとは何を意味するのか?至高の諸価値がその価値を剥奪されるということ。目標が欠けている。『何のために?』への答えが欠けている。
今ここで、企業内のサブ・サブシステムとしてチームや部門を率いる立場にある人が、そこでビジョンを打ち出せないのであれば、大きな組織を率いる立場になってもビジョンを打ち出せない。ビジョンの提示は、企業トップのみならず、フォロワーを牽引する立場にある全ての組織内リーダーに求められるものである。
Posted by ブクログ
大企業にイノベーションを起こすことを考える機会があったので、
何冊か手に取った内の1冊。
少し古い本ですが、想像以上の出来で、とても驚きました。
こんな良い本だったとは…。
著者は、日本にイノベーションが起こらないのは、
個人の資質の問題ではなく、組織やリーダーシップの問題だと主張します。
そして、どういった組織やリーダーシップであれば、イノベーションを起こすことができるのかについて論じています。
ただし、この本は、イノベーションの「起こし方」については深く語っていません。
(著者もそれは理解しています。)
そのため、イノベーションを起こすための土壌の上に、
イノベーションを起こすべき方法論が加われば(つまり、それについて書かれた別の本を読めば)、
(現時点では)天下無敵になることでしょう。
「現時点では」と言ったのは、そもそもイノベーションは、起こしたくても起こせるものではないからです。
必要なのは、上記2本柱に加え、運とか忍耐とか自分を信じ続けるマインドセットでしょうか。
それが、現時点の自分の理解です。
いや~、本当に素晴らしい本に出合えて満足です。
この本は、自分の殿堂入り本棚行きですね。
そして、著者のファンになってしまいそうです。
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ビジネス・実用
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