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東京駅近くの会社に勤務するサラリーマンの本間。八王子から中央線で通勤する彼は、電車内で若い会社員の中村と知り合う。ある日の終電で二人は乗り合わせるが、その夜中村は何者かに刺し殺される。犯人に心当たりのある本間に襲いかかる恐るべき“悪夢”。謎めく事件の真相を十津川はどう解き明かすのか? (講談社文庫)
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違った切り口
この様な内容は初めて読みましたが、今までの十津川警部シリーズとは違い、これはこれで楽しめました。 また、普段は臆病な主人公が変わっていく様がリアルで怖ささえ覚える部分がありました。
Posted by ブクログ
面白かった。 初西村京太郎だけど、読みやすい。 やけに『、』が多いけど。 十津川警部頭良すぎ。 予想全部当たってるじゃん。 ストーリー いつもの電車で、恐るべき悪夢が男を襲う 東京を横断する中央線で八王子から都心まで通うサラリーマンの本間。ある終電で彼と乗り合わせた顔見知りの男が殺...続きを読むされて……都会に仕掛けられた罠に十津川が挑む
あらすじ: 本編は、「著・西村京太郎氏」十津川警部の事件簿シリーズの一つ。 舞台は、東京の通勤の大動脈となっているJR中央線の通勤電車。 主人公は平凡な中年サラリーマンで、妻とマイホームで二人暮らし。 この何気ない通勤電車で事件が起こり、その事件がきっかけで 主人公が大きな事件を起こしてしまう。 ...続きを読むその事件の捜査をお馴染みの十津川警部という名刑事が、 独特の推理方法で解決していくというサスペンス。 感想: 本作品は全8編という構成なのですが、3編目という割と 序盤で犯人が誰なのか分かってしまうという、サスペンスでは 何とも奇抜な珍しいストーリーとなっています。 序盤で犯人が分かってしまうのかと面白味に欠けると思いきや、 とてもそんなことはなく、犯人の心理描写や事件を解決へと導く 十津川警部の名推理。事件のきっかけとなる登場人物や 活字からその状況がイメージされる背景など。漫画ではなく 小説という活字の世界なのに、漫画のように読者にイメージが 伝わりやすい世界観が繰り広げられます。 「サスペンスものはちょっと・・・」とあまり読まれない方でも、 舞台が通勤電車ということもあって、我々会社員にとっては 入りやすい世界でもあると思いますので、是非手にとって 読んで頂きたいお勧めの1冊です。
十津川警部ものの中では,やや疑問の多い作品。 殺人事件の犯人だと思われる人をその前に見ていたのに, 知らないと証言した通勤快速の同乗者。 恋人に知り合いが一緒にいるとメールされていた。 殺人事件だから,何があってもおかしくないが, 軟弱な対応から,殺人にまで至る敬意がうれしくない。 たしかに,...続きを読むこういうこともありうるだろうなという話ではあるが, 西村京太郎が書く必要があったかどうかは疑問が残る。
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十津川警部「悪夢」通勤快速の罠
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西村京太郎
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