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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本が狂喜乱舞したバブルの時代、金に糸目をつけないユニークな建物が数多く造られた。美術館、博物館をはじめ、公共施設、老人ホームから公衆トイレまで。独創的なバブル遺産を一挙公開!
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Posted by ブクログ 2017年10月29日
これを読むと本当に今の建物はつまらないなと思う。機能やコスト面では確かに今のほうが優れているのかもしれない。しかしどれも同じような外観と材料で代わり映えがしない。奇妙な外観であれば良いというわけではないがあまりにも均質的で、ロードサイド店舗の作り出す均質的で奇妙な景観を思いこさせる。しかし、ここで...続きを読む紹介されている建築物は、前衛的で挑戦的なデザインや地元の名士や特産品などから連想したデザインと一つとして同じものはない。また、新たなランドマークを目指しつつ景色に溶け込むことを意識していたり、風土に合わせてデザインを変更するなどの配慮もある。材質も木や漆喰などテーマに合わせたものが使われていたりするなどしっかりと考えられている。こういった建物は税金の無駄遣いと批判されてしまうが、良いもの、残るものを作ろうとしたことはまず素直に評価すべきだろう。なにより現在もちゃんと使われている以上、全くの無駄とはいえない。行政が関わっているからと杓子定規な批判をすべきではない。
Posted by ブクログ 2010年08月01日
タイトルからするよりも、肯定的な内容に好感が持てます。 これらの建築群が単なるあだ花として散ってしまうかどうか、が文化の成熟の一つの尺度ではないかと。 バブル遺産たちが完成してから、20年を迎えようとしている現在、これらはどうなっているのか、後日談的なルポがあれば、なお良かったかと。
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