生きのびるための建築

生きのびるための建築

2,112円 (税込)

10pt

4.7

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歴史的な“転形期”をむかえているいま、未来を拓くモノ作りとは? 古今東西の建築の歴史を自在に読み替え、生きのびるための技術を練り上げる。「いま、モノ作りをすることの希望の根拠」を語る講義。建築家・石山修武の思考の軌跡。

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生きのびるための建築 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    全体を通して実に爽快な本なのである。
    何かを模倣することでしか創作できないこと。模倣することがなぜこれほどまで後ろめたさのあることなのか不思議になるほど、すっと模倣することひいては創作することに前向きになれる。
    あくまで建築に関して述べているのだが、やはり石山先生は教育者としても素晴らしく、散りばめ

    0
    2017年05月05日

    Posted by ブクログ

    30代最初の一冊。
    ずーっと読もう読もうと思ってようやく。

    学生の頃わからなかった、石山修武の凄さが今なら少しわかるかも。
    教育しやすいモダニズムにモロはまっていた(今でも好きは好きです)
    過去の自分に、違う世界を知らせたい。

    コルビュジェ、ミース、カーン、バックミンスター・フラー考察などなど。

    0
    2012年09月06日

    Posted by ブクログ

    川井健二→石山修武→森川嘉一郎 という師弟関係の流れが、少し面白い。石山修武は、やっぱり変な人なんだけど、川井健二と森川嘉一郎を繋ぐ存在として捉えると、この人のことが少し理解できる、気がする。ちなみに代表作「幻庵」は、石山修武にとって師匠越えを狙った作品だそうだ。

    とにかく引用したくなるメッセージ

    0
    2011年11月15日

    Posted by ブクログ

    2008年の世田谷美術館での連続講義の書籍化である。
    石山修武さんの視点で語られる21世紀にむけての建築論。

    0
    2010年04月09日

    Posted by ブクログ

    石山修武さんはおもしろい人だ。自称“建てない建築家”坂口恭平の師匠筋で、さらにその師匠は丹下健三の参謀もつとめた川合健二氏だそうで。

    作っている建物とコンセプト、考え方を追っていくと、どう考えても建築界のアウトサイダー、サブカルのドンにしか見えない(間違っていたらすみません)。

    著書「生きのびる

    0
    2015年11月08日

    Posted by ブクログ

    (サティアンについて)これはグローバリズムの建築の表情と酷似しています。汚いのだけがグローバリズムとの差異です。p.134
    僕らはバウハウスとかの合理的で、シンプルで四角っぽい様なものが良いとされる思想に侵されているのかもしれない。
    工業的なものは人の手から離れて修繕が難しいが、手で作業することのが

    0
    2014年02月18日

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