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Posted by ブクログ 2019年04月30日
実家の片付けをしていたら氷室冴子作品をゴッソリ発掘。
四半世紀ぶりに再読してみました。
初版は昭和54(1979)年!40年も前とは。。
最初期の四短編を収録。表題作は作者が大学3年時に書いた「小説ジュニア(雑誌コバルトの前身)」の公募作品。
表題作は自意識過剰で、周囲に持て余されがちな文化系少...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月15日
1977年、第10回「小説ジュニア」青春小説新人賞佳作入選作。
「さようならアルルカン」
ラノベの片鱗はちっともなく、少女向けの純文系。
まわりの人とあわせるために道化役(アルルカン)の仮面をつけてしまう女の子二人の話。
そうなの。
女の子って、どこか自分を演じてる、ってとこあるよね。(のりピーは...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月29日
文学系の短編集。普通にありそうな女の子たちの、心の繊細さを綴っていくような内容。
『さようならアルルカン』は、皆に誤解されがちな女の子が、自分から道化(アルルカン)になってしまう話。
彼女の図書カードを追っていくとかはなんか好きだった。
『アリスに接吻を』は、『あなた』って、こっちに話かけてくる...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月01日
高校生の時に読みました。
表題作と「妹」は厳しく、せつないストーリーでした。
特に「妹」はきつくて、涙なしには読めなかった記憶があります。願っても願っても愛を与えられず、すれ違う……。
このあたりの描写は、同作者の「シンデレラ迷宮」や「ヤマトタケル」と共通するものを感じます。特に救いのなさに...続きを読む
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