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Posted by ブクログ
一冊の本を三年間かけて読み込む。
作中に出てきた単語や、表現、気になることがあれば徹底的に調べ、横道に大きくそれながら学んでいく。
まさに知るを楽しむといった授業。
とても面白そうな授業です。
私も学生の頃、こんな授業を受けたかった、と思います。
また、先生自身が学ぶことが好きで、凝り性で、そして子供が好きなのでしょうね。
全力でぶつかってきてくれる先生なら、生徒だって本気で向かい合うのではないでしょうか。
やる気なく教科書を読むだけの先生を尊敬することはできませんから。
橋本先生のような先生が各学校に一人でもいれば、そしてその先生のやり方をおおらかに見守れる環境があれば、生徒にとって学校は魅力的な場所になるのかもしれません。
Posted by ブクログ
兵庫県で生まれ育った自分にとって、灘中は雲の上の存在だった。目指すことすらはばかられて、そこに入った児とか出ようもんなら、物凄い騒ぎになっていた気がする。これ読んでて、名門たる理由の断片が垣間見えた気がした。国語って、特に才能に負う部分が大きくて、努力とか学習ではどうにもならん印象が強いけど、こういう授業を受けたら、本当の意味での地力みたいなのが養われるだろうと思う。でもおそらく、エリート集団だからこそ成り立っているのも確かで、ピンきり全員に対して教科書なし、ってのはあり得ん話だろうけど。国語の学び方として、これもひとつの選択肢だろうとは思いました。
Posted by ブクログ
【恩師】
灘中で50年間教鞭をとられた国語の先生の話です。
文部省検定の教科書を一切使用せず、自作の教科書を使用し、結果的に東大合格日本一を達成しています。自作教科書の内容がいいか悪いかはよくわかりませんが、先生の情熱を感じます。その情熱が生徒たちにも伝わり、すばらしい結果をもたらしているのでしょう。
この本を読みながら、小学校から大学までの先生を思い浮かべていきました。小学校の先生はかなり思い出すことができましたが、高校時代になると担任の先生すら思い出すことができません。なんと悲しいことか。
思い返すとわたしには「恩師」と呼べる人がいません。これは、良い先生にめぐり逢わなかったというだけではなく、わたしの先生との接し方に問題があるのかも知れません。良い先生なのに、気づこうとしなかったこともあるのでしょう。結局、教わりベタな人間になってしまいました。(←今からでも遅くない恩師を見つけよう!)
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