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被爆地長崎。敗戦後3年目の夏、華僑の女柳慶子と画家麻田晋は出遭った。原爆病に脅かされる2人はいたわり合い、自らの生を確かめるように愛し合い、10数年の苦痛の果てに死んで行った。著者の故郷長崎の、酷く理不尽な痛みを深い怒りと哀惜をこめて強靱に描く。原爆を告発した不朽の名作。野間文芸賞受賞。
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Posted by ブクログ
長崎で暮らす妻子ある画家と、喫茶店を営む華僑の女性の十年にわたる恋を描いた作品。 深く愛し合った二人がそれぞれに抱える絶対的な孤独、健康への不安の根底に、1945年8月9日に長崎に投下された原爆の存在がある。 戦後、深い傷跡から次第に回復していくかに見える長崎の町を舞台に、潜みつづけたまま癒えな...続きを読むい傷をさらす原爆という暴力が描かれていた。 また、画家と華僑の女性の恋の描写、絵画という美術に関わる描写、サークル活動、日中関係、華僑組織という複雑な様相が巧みに描かれていて、内容の濃い一冊だった。
再読。 地元の春節祭を機に10年振りに本棚から出しました。 激動を生き抜く女の生き様は、実に見事で有り、物悲しい。
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